妊活と葉酸

2015/03/19

妊活中、食生活で気をつけることは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊活中、食生活で気をつけることは?

夫婦二人三脚で、妊娠しやすい身体作りをする妊活。基礎体温をつけたり病院で治療を受けたりと、人によってその方法は様々です。今回、妊活中の食事について相談が寄せられましたが、看護師さんたちのアドバイスとは。

妊活中の食事についての相談:「どの様な食生活をすれば妊娠しやすい身体作りができる?」

2人目妊活中の29才です。1人目妊活中は葉酸サプリメントを服用していた程度で、食事には特に気を遣っていませんでした。しかし、2人目の妊活を始めて5カ月が経っても妊娠に至らず焦っています。私自身、毎日の育児で疲労が溜まり慢性的な寝不足で、主人も34才になり心身ともに衰えを感じ始めており、食生活の改善も必要かなと思っています。良質な卵子や精子を作るための最適レシピや、控えた方が良い食材などはありますか?(20代・女性)

葉酸は男性にも必要な栄養素

葉酸は妊娠初期の妊婦さんに特に必要ですが、葉酸が不足すると貧血になりやすく妊娠にも影響が出るので、妊活中は進んで摂るとよいでしょう。また女性だけではなく、妊活中は男性にも是非摂っていただきたい栄養素だと看護師さんは説明しています。

葉酸は、胎児の脳や神経が作られる妊娠初期に最も必要です。また、葉酸は赤血球を作る働きがあり、不足すると貧血になりやすいです。貧血だと妊娠しにくいですし、貧血のまま妊娠すると赤ちゃんの成長にもよくないのでなるべく毎日摂るようにしてください。(婦人科看護師)
葉酸は、男性の生殖機能を維持する為にはとても大切です。食事で1日の必要量の葉酸が摂れない場合は、サプリメントもお勧めです。女性ホルモンのバランスを整え、男性の精子を元気にしてくれるマカが一緒に含まれているサプリメントもあるようです。(内科看護師)

貧血予防に鉄分、男性の精力増強には亜鉛

葉酸は、葉物野菜や緑黄色野菜に多く含まれます。また、葉酸以外にも貧血を予防する鉄分や、男性の精力増強に効果的な亜鉛を取り入れながら、バランスのよい食事を心がけましょう。

葉酸は体内で生成できず、摂取しても体内に蓄積されにくいので葉酸を多く含むほうれん草やブロッコリーなどの葉物野菜や緑黄色野菜を毎日積極的にとりましょう。 (婦人科看護師)
貧血防止のため、葉酸以外にも鉄分を含むレバーやあさり、大豆製品、乳製品なども摂りましょう。鉄分も身体に吸収されにくいため、緑黄色野菜や果物などビタミンを含む食品と一緒に摂ると吸収率がUPします。食後に果物を食べてもよいでしょう。(婦人科看護師)
男性の精力増強には亜鉛がよいといわれ、牡蠣や鰻、レバー、牛肉、大豆製品、海藻類など多くの食品に含まれています。バランスのとれた食事で睡眠をしっかりとり、疲れやストレスをためないことも大切です。(婦人科看護師)
健康な卵子と精子を作る為には良質なたんぱく質を摂り、ビタミンとミネラルで体内の水分バランスを整え血の巡りをよくすることも必要です。バランスの取れた食事で、健康な身体を作りましょう。(内科看護師)

健康な身体作りをすることは、子供を授かる上では大切ですね。葉酸は、男女問わず妊活中は積極的に摂るとよいですし、鉄分や亜鉛を含んだ食品もバランスよく取り入れてみてください。


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