葉酸

2015/03/20

なぜ妊娠したら葉酸サプリメントの摂取が必要なの?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

なぜ妊娠したら葉酸サプリメントの摂取が必要なの?

赤ちゃんの脳や神経が形成される妊娠初期、葉酸が必要だと言われサプリメントを摂取する人はが多いようですが医師によっては特に葉酸サプリを勧めないこともあるようです。その必要性について看護師さんたちに聞いてみました。

葉酸サプリについての相談:「葉酸サプリの必要性はどの程度?」

1人目妊活中、子どもの障害リスクを下げるため葉酸サプリを毎日服用し、妊活4カ月目で妊娠に至りました。今回2人目の妊活でも同じように葉酸サプリを服用していますがもう5カ月が経過してしまい、正直コストもかかるし葉酸サプリの必要性に疑問を感じています。1人目妊娠中、葉酸サプリの服用を薦める医師と特に薦めない医師がいましたが、本当に必要なのでしょうか。(20代・女性)

葉酸の必要性や摂取期間は?

葉酸が特に必要とされるのは妊娠初期ですが、貧血予防のため妊娠期間中通して摂取することが望ましいです。普段の食事でもある程度は摂取可能ですが、体内に蓄積されないため毎日摂る必要があります。

葉酸は、赤ちゃんの脳や神経が作られる妊娠初期に神経管閉鎖障害のリスクを下げるために必要であると言われています。しかし、それ以降については、特に必要であることを言わない医師もいるかと思いますが葉酸は赤血球を作る働きがあって不足すると貧血になりますし、貧血のまま妊娠すると赤ちゃんの成長にもよくないので妊娠期間中を通して摂った方がよいでしょう。また授乳期においても赤ちゃんの成長に必要な栄養素となるために必要です。(産科看護師)
葉酸は、妊娠1カ月程前から摂取するのが望ましいですが、サプリだけではなく「妊娠しやすい身体作り」を意識して葉酸を含む食品を食卓に並べ、妊娠したかもしれないと思った時点でサプリを再開されてはいかがでしょうか。(内科看護師)

妊娠期は約2倍必要に!葉酸の必要量と食事が含む葉酸の量は?

葉酸の量についてですが、成人女性なら1日240μgが推奨量とされています。しかし、特に妊娠初期から妊娠中については480μgが推奨され、授乳期においても340μgが推奨量とされています。妊娠期から授乳期にかけては赤ちゃんの成長のために摂取することが重要です。 食事で葉酸を摂る場合の様々な食品に含まれる葉酸について、下記のように換算したものを参考にして摂取してみてください。


からし菜(生)100g:310μg
みず菜(生)100g:140μg
ほうれん草(生)100g:210μg
しゅんぎく(生)100g:190μg
ブロッコリー(生)100g:210μg
アボカド100g:84μg
いちご(生)100g:90μg
乾燥大豆100g:260μg
納豆100g120μg
鶏レバー100g:1300μg
牛レバー100g:1000μg
豚レバー100g:810μg

サプリによる摂取も必要となる理由

前項で食品による葉酸の摂取量をご紹介しましたが、なぜサプリメントによる接種が必要となるのでしょうか?

上記の様な食材を毎日食べれば、サプリに頼らず葉酸を摂取できますが、ビタミンAを多く含むレバーの摂りすぎると、奇形が現れる恐れがあるため要注意です。(内科看護師)
葉酸は、体内で生成できず食品やサプリで摂るしかないのです。食事から摂取するのはもちろんですが、栄養補助食品やサプリで補いましょう。葉酸以外にも、貧血防止のため鉄分を含むレバー・大豆製品・乳製品なども摂り、その際は緑黄色野菜などビタミンを含む食品と合わせると、鉄分の吸収がよくなります。食後に果物を食べるのもよいです。また、食品による摂取接種が難しいと感じた場合はサプリメントによる摂取で補いましょう(産科看護師)

葉酸は体内で生成することができないので食品からはもちろん、栄養補助食品やサプリにより摂取しましょう。前項でご紹介した食品によっても摂取することはできますが、特に妊娠時など必要摂取量が増えている時は食事のみによる接種では献立を考えるのが難しくなります。また、葉酸は水溶性であるために調理のやり方によっては半減してしまいます。上手に栄養補助食品やサプリメントを活用していきましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加