流産

2017/02/16

初期の流産、何に気をつければ良い?防ぐ方法はある?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

初期の流産、何に気をつければ良い?防ぐ方法はある?

妊娠初期の流産のリスクは、減らすことが出来るのでしょうか。今回は7週で流産になった20代の女性からの相談です。同じことは繰り返したくないと願う彼女ですが、どうすればいいかと悩んでいます。専門家からはどのようなアドバイスが寄せられたのでしょうか。

初期の流産についての相談:「初期の流産を防ぐ方法はある?」

半年ほど前に、妊娠7週で流産しました。心音は確認した後でしたが、ある日突然大量出血しての流産でした。初期とはいえ、もう二度とあんな経験はしたくありません。次の子どもを授かりたいと頑張っている最中ですが、初期流産は全く兆候が無いのでしょうか。初期流産を防ぐ方法があれば、食事のことでも生活習慣のことでもいいので教えてください。あの時もう少し早く、何か気づいていたら防げたのではと思ってしまいます。(20代・女性)

初期の流産の多くは染色体異常や奇形が原因。予防は不可能

初期の流産は、染色体異常や奇形などの影響によるものがほとんどです。この場合、防ぐ方法は無いようです。

妊娠の極初期の流産のほとんどが、受精卵の染色体異常によるものです。受精卵に問題があり、お母さんがいくら頑張っても予防することは出来ません。妊娠検査薬が手軽でなかった頃は生理が遅れて出血が多いと思い、妊娠にすら気づかず流産することもありました。兆候としては、お腹が張る・不正出血がある・腹痛がある等がありますが、妊娠に気づかなければ生理前の症状と思うことも少なくありません。(産科・婦人科看護師)
染色体異常や奇形などの影響で十分に発達出来ずに流産となることがあり、妊娠初期流産の原因の多くは赤ちゃんの異常による流産です。これは生理的な反応のため、予防出来ません。(看護師)

お母さんの心掛けで防げることも。規則的な生活を心掛けて

流産には、防げるものもあります。普段から規則的正しい生活を心掛け、出血したら絶対安静にして様子を見ましょう。

受精卵の問題で流産することは仕方ないですが、母体側のリスクを減らすことで防げる場合もあります。一般的に言われることですが、身体を冷やさないようにし、重い物を持ったり無理な姿勢は避けてください。葉酸多めのバランスの摂れた食事を心掛け、睡眠や休息をしっかり取ってください。(産科・婦人科看護師)
妊娠が分かって少しでも出血があれば、トイレ以外の行動は控えて絶対安静の状態で様子を見てください。出血したから早く病院へと思いがちですが、動くことで流産が進行します。(産科・婦人科看護師)
妊娠初期の流産は予防が可能なものもあれば、不可能なものもあります。予防法としては、妊娠する前から規則正しい生活習慣を送ることが大切です。妊娠が分かった後は、激しい運動をしないことや、体調が悪い時や出血・茶色いおりものが出た時はすぐに病院に電話したり、受診して相談してください。身体を大事にすることを優先してください。(看護師)

流産には防げるものと防げないものがありますが、残念ながら初期のものの多くは染色体異常や奇形が原因で予防は出来ないようです。防げる流産に見舞われないためには規則正しい生活を心掛け、出血したら絶対安静にして場合によっては病院へ連絡しましょう。


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