化学的流産

2017/02/22

もしかして流産していた?化学流産について詳しく知りたい

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もしかして流産していた?化学流産について詳しく知りたい

妊娠超初期の頃に、自然に流産してしまうこともあります。自分でも気付かないうちに流産している可能性があるのかどうか、化学流産とはどのようなものなのか、専門家に尋ねてみました。

化学流産についての相談:「予定日より2週間遅れた生理。化学流産だった可能性は?」

いつもは周期通りにくる生理が1週間遅れたので妊娠検査薬を使用したところ、検査結果は陰性でした。結局2週間遅れで生理がきました。ネットで調べると、検査薬が反応する前に知らないうちに流産している「化学流産」というものがあると知りました。もしかしてあの時生理が遅れたのはそうだったのかも?と思いましたが、化学流産とは具体的にどのようなものなのでしょうか。(20代・女性)

受精卵の染色体異常などが主な原因

化学流産は受精しても着床しない、または着床しても受精卵が上手く育たない状態のことを言います。化学流産が起こる原因は、ほとんどが受精卵の染色体異常によります。

化学流産は妊娠の極初期に起こり、受精したものの何らかの原因で着床しなかったり、着床しても受精卵が成長せず胎嚢が確認出来ない状態です。化学流産はほとんどが受精卵の染色体異常によるもので、予防は不可能でしょう。(産科看護師)
化学流産とは受精・着床はしたが、妊娠継続には至らなかったものです。受精自体は80~90%の確率で成立しますが、それが妊娠に至るのは、30%あるかないかと言われています。化学流産は、受精して細胞分裂を繰り返す過程で染色体などに何らかの異常が起こることが原因と言われています。(循環器内科看護師)

化学流産に気付かないことも

検査薬が陽性反応を示さないこともありますし、生理が遅れてきたと勘違いして知らないうちに化学流産を起こしている可能性もあります。

通常の生理より多めに出血したり塊が出ることがありますが、生理が遅れたと思って妊娠に気付かない場合もあります。現在は妊娠検査薬があり化学流産と判断出来ますが、検査薬を手軽に使用出来なかった昔は、知らない間に流産していたこともありました。(産科看護師)
確かに以前の経験が化学流産だった可能性は、ゼロではありません。検査薬が反応しないこともあるので、気付かないうちに化学流産を経験しているかもしれません。(循環器内科看護師)

化学流産は、染色体異常などが原因で妊娠超初期に自然と流産することです。そのため少し生理が遅れてきたかなと思っていても、実は化学流産だった可能性もあるようです。


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