むくみ

2017/02/24

妊娠中期から足にむくみが出て困っています

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中期から足にむくみが出て困っています

約3割以上の妊婦さんが、妊娠中にむくみを経験すると言われています。むくみの程度にも個人差がありますが、強いむくみで苦痛を感じる場合は、どう対処すればいいのでしょうか。看護師さんにお聞きしました。

妊娠28週の女性からの相談:「むくみやすい体質。妊娠中期からひどい足のむくみが…どうしたらいい?」

初産婦です。妊娠26週頃から急に足にむくみが出はじめました。元々むくみやすい体質だったので覚悟はしていましたが、やはり辛いです。30分立ちっぱなしでいると足がパンパンにむくみ、足首の境目がなくなりまるで象の足のようになります。夫が足のマッサージをしてくれ、痛みを翌日に持ち越すことはありません。体質もあるかと思いますが、むくまない妊婦の体作りのアドバイスをお願いします。(30代・女性)

胎児が成長する妊娠中期~後期は下半身がむくみやすい

妊娠中期~後期、妊婦さんはむくみやすい身体になっています。特に胎児が成長すると下半身が圧迫を受け血行が悪くなるので、足にむくみが出やすいようです。

妊娠すると血液量が増えることや、大きくなった子宮に血管が圧迫され血行が悪くなり血液中のたんぱく質濃度が濃くなることで、特に下半身がむくみやすくなります。完全に解消するには、出産するしかありません。むくみを解消するには、やはり塩分制限と運動が基本になります。(産科婦人科・看護師)
妊娠中はむくみやすいですが、食習慣や日常生活に気をつけるとむくみを防止することが出来ます。むくみは血液や水分量が増えるほか、胎児が成長して足にも負担が掛かるようになります。血流が悪くなるとむくみの原因になるので、散歩など適度に体を動かしましょう。(看護師)

塩分を控え、下肢の血流を良くするマッサージが効果的

足のむくみに対しては、家庭でも手軽に出来る足の血流を良くするマッサージが効果的です。また、利尿作用のあるお茶や塩分を排出しやすい食品も試してみましょう。

ふくらはぎのマッサージが効果的です。マッサージ以外でも、足首を回したり指でグーパーするなど、こまめに足を動かすようにしてください。1日の塩分は8g程度が理想です。調味料に含まれる塩分などは、成分表を確認して摂取してください。食事はカリウムを含む魚介類・豆類・果物・海藻類などを積極的に摂り、水分はタンポポ茶・ゴボウ茶・杜仲茶・黒豆茶など利尿作用のあるものを1日1500~2000mlを目安に摂ってください。(産科婦人科・看護師)
入浴や、入浴後のマッサージはむくみに効果があります。ふくらはぎや足の裏などマッサージし、寝る時も足を高くすると翌日楽になります。食習慣は塩分を控えた食事を心掛けて下さい。薄味で、海藻類や納豆などの大豆製品・スイカ・バナナ・グレープフルーツなど、カリウムを多く含む食品を摂取しましょう。麦茶やルイボスティーなど、糖分を含まない水分をこまめに摂取するようにして下さい。(看護師)

元々むくみやすい体質とのことですが、妊娠中の足のむくみはかなりのもの。解消するには、下肢の血流を良くするマッサージや運動が効果的です。また、塩分制限に効果のある食品の摂取も心がけてみてください。


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