妊娠後期のむくみ

2017/02/24

臨月での効果的な足のむくみ対策を教えて!

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臨月での効果的な足のむくみ対策を教えて!

臨月は、もうすぐ待望の赤ちゃんに会える期待の高まる時期です。しかし、臨月に妊娠高血圧を発症する方も多く、体調管理が大切な時期でもあります。臨月のむくみ対策について、看護師さんにお聞きしました。

妊娠30週の女性からの相談:「臨月になり足が急にむくむように…対策しているのにどうして?」

妊娠30週になるまではむくみもなく問題がなかったのですが、最近臨月になり急に脚がむくむようになり、だるくて仕方ありません。寝る時は脚を上げて寝るようにしていますが、足の甲からふくらはぎがパンパンにむくんでいます。お医者さんから水分と塩分を控えて運動するように言われ、散歩と塩分や水分を摂り過ぎないよう注意していますが、むくんでいます。むくみを抑えるには、どうしたらいいのでしょうか?(30代・女性)

水分を控えると逆効果。もっとむくんでしまう…

むくんでいるからといって水分を控えると老廃物が蓄積され、更にむくむ原因になります。むくみ対策は、塩分制限と運動が基本です。カリウムを多く含んだものや、利尿作用のあるお茶を摂りましょう。

妊娠後期は血液や水分量が増えることに加え、胎児が成長してその重みから血管が圧迫され更にむくみやすくなります。また新陳代謝が活発になり、汗もかきやすくなります。水分を控え過ぎると脱水症状を起こし、体内の老廃物が排出されずむくみの原因になります。1日2Lの水分摂取を心掛け、1回に100ml~200mlをこまめに摂るようにします。また、塩分を排出してくれるカリウムを多く含む食品を多く摂りましょう。(看護師)
塩分制限は必要ですが、水分を控えると体が脱水を避けるために水分を体の中に溜め込んでしまい、逆にむくむことがあります。水分は利尿作用のあるタンポポ茶・ゴボウ茶・杜仲茶・黒豆茶などを、1日1500~2000mlを目安に摂りましょう。またカリウムには、余分な塩分や水分を排出させる効果があるので、カリウムの多い海藻類・魚介類・豆類・果物を積極的に摂ってください。(産科婦人科・看護師)

運動のし過ぎもむくみの原因に…酷くなる場合は早めの受診を

臨月でも運動を適度に行うことが必要ですが、運動し過ぎるとむくみの原因になります。冷えにも注意して、足の血流を促すようなケアを心がけましょう。

足を冷やさないようにし、座っている時も指でグーパーしたり足首を回して、足をよく動かすようにしてください。運動のし過ぎもむくみの原因になりますから、疲れたら無理せず休んでください。マッサージはむくみ解消法の一つです。湯船に浸かって温まった時に、下から押し上げるようにふくらはぎをマッサージしてください。(産科婦人科・看護師)
むくみが酷くなる場合は、妊娠高血圧症候群の疑いもあるので産婦人科医に相談するようにして下さい。(看護師)

むくみを解消するには、塩分制限や運動を続けてください。ひどいむくみの時は、妊娠高血圧症候群の疑いもあるので早めに受診したほうがいいでしょう。


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