育児ストレス

「ごめんね」よりも「ありがとう」で子どもが変わる!(対象:すべて)

チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)の浅古尚子(あさこなおこ)です。単身赴任の夫と4歳の娘の3人家族、ワーキングマザーです。

保育園の選考結果が来たり、幼稚園の入園前説明会や体験入園があったりと、新しい生活に向けて慌ただしくなってくる時期ですね。

つい、「ごめんね」を言っていませんか?

4月から園デビューのお子さんを持つ方は、「離れているあいだ、我が子は大丈夫かしら…」と不安になる方もいらっしゃるのではないかと思います。

我が家の娘は、1歳1カ月で保育園デビューをしました。
はじめのうちは、娘はギャン泣き。胸を引き裂かれる思いで園を後にしたのを覚えています。数時間後に迎えに行くと、娘は「ひっく、ひっく」と顔を真っ赤にし、泣きすぎてもう泣けません!!みたいな、ぐったり疲れきった様子で戻って来ました…。「なんだか子どもにひどいことをしてしまったのではないか」と、申し訳ない気持ちになり、「ごめんね」と言って、娘を抱きしめたものです。

その後も、夜保育園にお迎えにいくと、いつも残っているのはうちの娘だけ…、その様子を見ると切なくなり、私はついつい「ごめんね〜、遅くなって」などと言葉がけをしていました。
そして、帰り道がまた大変!抱っこをせがまれたり、この靴が気に入らないとか何かと無理を言うので、帰宅する頃には疲労困憊でした。

なぜだろう。保育園で疲れているから、もう我慢がきかないのかしら…
私が娘になんとなく言っていた言葉は、
「今日は疲れたよね、早くおうちでご飯にしようね」
「すっかり遅くなっちゃったねえ、ごめんねえ」
「ひとりは寂しかったよねえ」など…。

どんなにお子さんが小さくても、ママの言っていることや、その気持ちは伝わります。とくに1歳を過ぎると、大人の話す言葉の意味は理解できなくても、何か感じていることもあるものです。

ポジティブな言葉かけは子どもを変える!

そんな時、「子どもは概念を持っていない」ということを思い出しました。娘は、ママが「ごめんね」「かわいそうなことしたね」と言うのだから、「私ってかわいそうなのかも」「かわいそうだから、わがままを言ってもいいよね」と思うようになっていたのかもしれません。

そこで、意を決して、「ごめんね」といったネガティブなことを言わないようにしました。どう変えたかというと、

「先生を独り占めしていたのね〜、良かったね」
「ありがとう〜、ママお仕事頑張れたよ」
「ママ●●ちゃんに会えて嬉しいよ〜」など…。

すると、どうでしょう。1週間もしないうちに、娘は自分の足でニコニコ歩いてすんなり帰宅してくれるようになったのです!

ポジティブな言葉がけって、すごい!!!
と心から思いました。

この経験があったので、私はチャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)として、こうした時は、あえて子どもに「ありがとう」といったポジティブな言葉がけすることを自信を持ってオススメしています。

子どもだけでなく大人にもポジティブなループを

これから園デビューされる方、お子さんをどこかに預ける機会のある方は、もしも罪悪感を感じたら、ぜひ、思い出してください。
まずは「ありがとう」の気持ちで、ポジティブな言葉かけをしましょう。

実はこれ、大人も一緒です。夫に、「ごめんね」をよくつかっていませんか?

我が家では、私が夕飯に出来あいのものを出す際、無意識ですが夫に「ごめんね〜」と言っていました。ある時、夫から「ねえ、『ごめんね』って言わないでいいよ。お互い働いているし、オレ、料理できなくて君に任せているわけだし。手の込んだものが出てくるのが当然とか思ってないから」と。
なんと!出来た夫!(笑)ではなく…そうか、むしろ美味しく楽しく、一緒に食べることを喜べば良かったのか!と目からウロコでした。以来「ここのコロッケは美味しいから。また買って来ちゃった〜」といった調子で、明るく言うようにしています(笑)。

頑張り屋で、母親として、妻としてここまではしてあげたい!と思う人ほど、それができない時に「罪悪感」を覚えるのかもしれませんね。

でも、そんな時は、あえて、「ありがとう」とポジティブな言葉を使うように心がけてみてはいかがでしょうか。
感謝の気持ちが伝われば、きっと、子どもも、夫も、ごきげんよく、ママを応援してくれるようになると思いますよ。

【外部リンク】
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2017/02/22

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この記事の監修/執筆

チャイルド・ファミリーコンサルタント浅古 尚子(あさこ なおこ)