痙攣(けいれん)

2017/03/03

子どもの熱性けいれん。救急車は必要?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもの熱性けいれん。救急車は必要?

子どもが急に発熱してけいれんを起こすと、びっくりして慌ててしまいますよね。熱性けいれんが起こったらどのように対処すべきなのでしょうか?すぐに病院に連れて行った方が良いかという相談に対し、専門家はどのようにアドバイスしているでしょうか。

生後10カ月の子どものママからの相談:「子どもが熱性けいれんを起こした時、どのように対処すべきでしょうか」

子どもに熱性けいれんが起こった時は、どのような行動をとったらいいのでしょうか?また、けいれんを起こした時間帯によって、行動の仕方も変わってくると思います。病院が空いている時間帯ならかかりつけ医のところにそのままの状態で抱っこして連れて行っていいのか、それとも救急車を呼ぶべきでしょうか?このような場合はこう対処するなど、具体的に教えていただきたいです。(20代・女性)

熱性けいれんのほとんどは5分以内に消します

子どもの熱性けいれんのほとんどは、5分以内に治まることが多いようです。日中ならけいれんが治まってから病院を受診して、夜間なら翌日受診でも良いでしょう。ただしけいれんが5分以上続く、何回も繰り返す時は救急車を呼びましょう。

子どもの熱性けいれんはよくあることですが、ほとんどがけいれんが始まって5分以内に消失します。慌てて救急車を呼んで、到着した時には治まっていたということもよくあるため、けいれんが起こっても慌てず様子を見てください。けいれんが5分以上治まらない時やすぐに次のけいれんが起こる場合は、病院に連絡するか救急車を呼んでください。(産科看護師)
けいれんを目の前にするとパニックになることもありますが、ほとんどの場合は救急車を利用するような緊急事態ではありません。熱性けいれんは5分程度で治まることがほとんどで、命の危険や後遺症が残るようなこともありません。けいれんが5分以上続く場合は別の原因も考えられるため、救急車を呼びましょう。(看護師)
けいれんが治まったら、疲れたようにぐっすり寝ます。病院が空いている時間ならけいれんが治まってから受診していいですし、夜中の場合はそのまま様子を見て翌日の受診でも構いません。(産科看護師)

熱性けいれんが起こった時の対処法は?

熱性けいれんが起こった時は、パニックにならず落ち着くことが大切です。気道の確保や衣類を緩めるなど、パパやママが出来る対処法について次のようにアドバイスいただきました。

けいれんが起こったら、周りの危険物を除去します。首の下に丸めたタオルを入れて気道を確保した状態で、吐物で喉を詰まらせないよう顔を横に向けてください。揺さぶったり、顔を叩いて刺激するとけいれんを誘発するため、注意が必要です。(産科看護師)
対処としては、衣類などで首が圧迫されることもあるので衣類を緩めたり、周囲に物があれば遠くへ離したりします。嘔吐がある場合は左に顔を向けて、吐物で気道が詰まらないように気をつけます。余裕があればけいれんの持続時間や状況などを記録しておくと、その後の診察で重要な診断材料となることもあります。大声で声かけをすると刺激になり、けいれんが長引くので注意してください。(看護師)

子どもの熱性けいれんのほとんどは5分以内に治まることが多く、その後はぐっすりと眠ってしまうようです。けいれんを起こしたらまず落ち着いて、気道を確保できるよう顔を横に向けてあげる等の対処をしながら、発作が何分続いているかを確認してください。


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