てんかん

子どものてんかん。予防薬は使用せず様子見で大丈夫?

突然何の前触れもなく発作が起こるてんかんは、いつ起こるか分からないのでとても不安になるものです。病院で予防薬の処方もなく、しばらく様子見と言われ不安だという相談者に対し、専門家達からのアドバイスです。

11歳児のママからの相談:「子どものてんかん。2年間様子見と言われたがいつ起こるか心配」

娘は11歳10カ月(小学5年生)で初めてけいれんを起こし、てんかんと診断されました。2年間様子を見て発作が起こらなければ診察を終了すると言われ、定期的に受診しています。最近とった脳波に異常があり不安ですが、薬を飲んで予防した方がよいのか、それとも次に発作が起こるまでは様子を見た方がいいのでしょうか?疲れると発作が起きやすいとのことですが、中学生になって以前より疲れているようで不安です。(40代・女性)

子どものてんかんはなぜ起こる?

てんかんは大人にも子どもにも起こりますが、子どもの場合は大脳に問題はないが脳が過剰に興奮し、身体を制御出来なくなるため起こるようです。

子どもの場合、大脳に原因が見られない特発性てんかん、原因は推定されるが限定出来ない潜因性てんかんであることが多いです。大脳の神経細胞が過剰に興奮し、身体を正常にコントロール出来ずに発作を起こします。(産科看護師)
発作は突然起こることが多いです。発作を予防するには脳への刺激を少なくする、睡眠不足を避ける、ストレスを溜めない等があります。(産科看護師)

発作が頻回な場合に薬を服用するのが一般的

てんかん発作で薬を服用するのは、一般的に発作が頻回な時に限られるようです。医師の判断で様子見と言われたのなら、薬の服用は必要ないようですが、どうしても不安であれば再度相談してみましょう。

てんかん発作では後遺症が残る可能性も否定出来ないので、心配になりますよね。しかし、けいれん発作の予防薬が必要になるのは、発作が頻発する場合です。医師の見解に納得いかなければセカンドオピニオンもいいですが、2年間様子を見るというのならそれに従ってみるのも一つです。(看護師)
薬を飲ませて予防手段をとって2年間発作が出なかったとしても、それは薬のおかげなのか飲まなくても起こらなかったのか判断が難しいでしょう。このまま薬を飲まずに2年間発作がなければ、今後もけいれん発作のリスクは低いとして内服せずに済むのではないでしょうか。(看護師)
薬を使用するかしないかは、医師の判断になります。病院で「内服で予防しましょう」と言われていないのならそのまま様子を見て良いですが、心配ならもう一度医師に相談してみてください。(産科看護師)

薬の使用については医師の判断によるため、このまま指示に従い様子を見ても良いかもしれません。しかしどうしても不安や疑問が大きい場合は、再度医師に相談するかセカンドオピニオンを選択することも一つの方法だとアドバイスいただきました。


2017/03/03

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