痙攣(けいれん)

2017/03/04

熱性けいれんで処方されたダイアップ。使用期限はどの程度?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

熱性けいれんで処方されたダイアップ。使用期限はどの程度?

小さい子どもに起こりやすい熱性けいれんですが、けいれんの頻度が高い場合に予防薬が処方されることがあります。処方薬のダイアップについて使用期限はいつまでか、また熱性けいれんは何歳頃まで起こるのか、専門家達に尋ねてみました。

6歳児のママからの相談:「ダイアップの使用期限は?何歳頃まで服用が必要ですか?」

2歳頃に初めて高熱でけいれんを起こし、風邪などで高熱が出る度に発作を起こすので予防薬のダイアップが処方されました。薬のおかげでけいれん発作は出なくなりましたが、今も余ったダイアップはお守りのように冷蔵庫に保管しています。ふと思ったのですが、この薬はいつまで使用可能なのでしょうか?また、何歳くらいになれば服用しなくてもけいれんの心配はなくなるのでしょうか?現在子どもは6歳ですが、また高熱が出た時の参考にしたいです。(30代・女性)

一般的に製造から3年程度が使用期限の目安

薬の種類や保存状態にもよりますが、一般的に薬の使用期限は製造から3年程度が目安のようです。

薬や保存状態にもよりますが、一定の温度で未開封の場合製造から半年~3年の使用期限が目安になります。冷蔵庫で保管していても4年が経っているため、その薬は使用しない方がいいでしょう。今後熱を出したらなるべく水分補給させて、手首や脇の下や鼠径部など大きな動脈が通る部分を部分的に冷やしてください。(産科看護師)
ダイアップに限らず薬には有効期限があり、長期間の保存は成分の変化や効果にも影響があるかもしれません。おそらく2年程度は問題ないと思いますが、念のため処方から1年以上経っている物は使用しない方がいいでしょう。(看護師)

ダイアップ使用の目安は5歳頃まで

ダイアップ使用の目安は、一般的に5歳頃までと言われています。最後にけいれんが起こってから2年以上経過している場合は、薬の使用は止めて様子を見るようです。

熱性けいれんでダイアップを使用する目安は「15分以上のけいれんを起こした場合となり、使用期間は最後のけいれんから2年まで、4~5歳まで」が一般的です。お子さんは現在6歳ですし、最後のけいれんから2年以上経過しているとしたら、再発作の確率はかなり低いでしょう。(産科看護師)
熱性けいれんは5歳までの子どもに多く現れますが、それ以降は発作も起こりにくくなるためダイアップの使用目安は5歳頃までと言われています。現在お子さんは6歳ですが、最終の発作はいつ頃でしょうか。服薬のおかげで発作が起こらないのか、薬がなくても発作が起こらないのか判断は難しいですが、最後の発作から1年以上経過しているのなら薬を使用せずに様子を見ていいのではないでしょうか。(看護師)

5歳頃までに見られる熱性けいれんですが、最後に起こった発作から2年が経過していれば再発作の可能性は少ないようです。薬の使用期限については製造から3年程度が目安のようですが、疑問点については自己判断せず医師や薬剤師に確認してみましょう。


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