更年期障害

2017/02/27

女性だから知っておきたい「ホットフラッシュ」について

この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部

女性だから知っておきたい「ホットフラッシュ」について

「ホットフラッシュ」という言葉を聞いたことはありますか?
中にはホットフラッシュを知らず、
長年にわたり症状に苦しんでいる方もいらっしゃいます。
今回は、このホットフラッシュについて、詳しくご紹介していきましょう。

ホットフラッシュは「更年期障害」の一つ

テレビや雑誌などでよく見る「更年期障害」と呼ばれる症状。
今回ご紹介するホットフラッシュも、この更年期障害の一つとされています。

主に45歳から55歳の間の女性に多くみられるもので、
原因としては女性ホルモンバランスの乱れです。
女性は、男性に比べて妊娠、出産を成立させるために、
ホルモンバランスが常に調節されています。

しかし、加齢に伴い徐々に妊娠、出産の機能が低下し、閉経へと向かいます。
その過程において、ホルモンバランスが乱れ、「更年期障害」が起こるのです。

主症状は「のぼせ、ほてり、発汗」

更年期障害には、様々な症状が出現するのですが、
ホットフラッシュと呼ばれる症状には、
主に「のぼせ、ほてり、発汗」があげられます。

冬なのにも関わらず、のぼせてしまったり、体がほてってしまう。
逆に夏にクーラーの効いた部屋にいるはずで、
家族はちょうどいい室温だと言っているにも関わらず、
一人だけ異様に暑く感じる、というような症状が起こります。

また、季節に関係なく汗をたくさんかいてなかなかひかない、
といったような症状が起こります。

治療には「ホルモン補充療法」

ホットフラッシュは、先ほどご紹介したように更年期障害の一つとされています。
そのため、治療には「ホルモン補充療法」が有効とされています。

ホルモン補充療法とは、乱れてしまったホルモンバランスを
ホルモン剤によって補充することで、乱れを是正し、症状を改善するという治療法です。
この治療法を行うことで、多くの方の症状が改善するとされています。
また、ホルモン療法の他にも、漢方によって体調を整えるという治療も行われています。

早めの治療開始が効果的

のぼせやほてり、発汗といったホットフラッシュの症状は、
症状だけを見ると婦人科の病気だと思われず、神経内科や循環器など、
他の領域に紹介されてしまいがちです。

そのため、更年期と呼ばれる45歳から55歳までの間にこのような症状が起こったら、
まずは更年期障害によるホットフラッシュを疑い、
まずは婦人科を受診して適切な処方を受けることが大切です。

一般的に、更年期障害は数年にわたって起こるとされています。
そのため、早期に治療を開始することで、症状を軽くすることが可能となるのです。

症状が出現したらまずは受診を

更年期障害は、ホットフラッシュにも様々な症状が起こります。
そのため、更年期に差し掛かった時点で何か症状が出始めると、
そのすべてを更年期障害と片付けてしまいがちです。

しかし、更年期は他にも様々な病気にもなりやすい時期でもあるため、
自己判断で更年期障害だと決めつけるのは危険です。
症状が出現したら、まずは病院へ行き、適切な診察を受けること。
これがとても大切です。

<執筆者プロフィール>

山村 真子(やまむら・まこ)
看護師・西東京糖尿病療養指導士
一児&犬二匹の母親兼主婦
現在は医療系ライターとして執筆活動中

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