産後の骨盤

2017/03/09

産後の骨盤矯正はベルトだけで可能?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

産後の骨盤矯正はベルトだけで可能?

産後は骨盤が緩むため、正しい位置に戻さなければなりません。骨盤を矯正するための整体に継続して行けないので、矯正ベルトでも改善できるのか相談がありました。専門家は、どのように答えているでしょうか。

骨盤矯正に関する相談:「継続して整体に通えないのですが、骨盤矯正ベルトでも歪みは改善出来ますか」

産後の骨盤矯正のために矯正ベルトを購入し、毎日つけていました。産後2カ月以降に整体で見てもらうと、右側に全身が傾いている状態でした。まっすぐになるように施術してもらい、その時点ではスッキリして歩きやすくなりました。しかし骨盤が戻ってしまうため継続的に通った方がいいと言われましたが、定期的に通うことは難しいです。矯正ベルトの効果は分かりませんが、今後継続することで改善出来るのでしょうか?(30代・女性)

矯正ベルトの使用は、産後半年くらいまで

産後の骨盤矯正ベルトの使用期間について、アドバイスがありました。

一般的に産後半年までは矯正体操や骨盤ベルトを使用した方が良いと言われていますが、ベルトの使用は産後2~3か月、長くても半年までが目安です。長期に使用するとベルトに頼ってしまい骨盤周りの筋肉が衰え、自身の力で骨盤を支えることが出来なくなります。(産科・婦人科看護師)
妊娠すると骨盤を柔らかくするリラキシンというホルモンが分泌され、妊娠40週目頃にピークに達します。産後しばらくはこのホルモンの影響が続き骨盤が柔らかくなっていますので、産後半年までに矯正することを勧めています。(産科・婦人科看護師)

普段から正しい姿勢を意識して

矯正ベルトだけに頼るのではなく、日常生活で正しい姿勢を意識して過ごすようアドバイスいただきました。

産後は普段の生活に加えて育児で抱っこをして腰に負担をかける姿勢が続き、更に骨盤が歪みやすい状況にあります。ベルトだけに頼らず、軽い運動や矯正体操を行ったり、背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけてください。(産科・婦人科看護師)
骨盤矯正ベルトを正しく使って骨盤矯正をし、かつ姿勢の歪みを治すことは難しいかもしれません。姿勢の歪みは一朝一夕の短い時間ではなく、長い時間をかけて癖になっているので普段の生活で筋肉の使い方を意識する必要があります。例えば、買い物袋は片方の腕だけで持たないこと等です。(看護師)
普段から正しい姿勢を意識したり筋トレを行うことで姿勢は良くなりますので、一つの方法よりは生活全般で見直していく必要があると考えます。骨盤矯正ベルトと普段の生活での筋肉の使い方を意識するなど、組み合わせて行うとより効果的でしょう。(看護師)

骨盤周りの筋肉が衰えてしまうので、矯正ベルトの使用は長くても産後半年くらいまでにした方がいいようです。歪みは長年の癖が原因なので、日常的に正しい姿勢を意識しましょう。


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