百日咳

2017/03/10

百日咳にかかった子ども…いつから保育園に行っても良い?

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百日咳にかかった子ども…いつから保育園に行っても良い?

百日咳にかかった子どもの、保育園の出席停止期間について相談がありました。5日間の投薬が終われば、咳の有無にかかわらず登園出来るのでしょうか。

3歳児のパパからの相談:「百日咳の出席停止期間について」

子どもが百日咳に感染してしまいました。かかりつけの小児科医師からは、保育園に登園出来るのは最低でも5日間投薬した後と説明されました。現在の出席停止期間についてインターネットで調べたところ「特有の咳が消失するまで、または5日間の適正な抗菌薬療法が終了するまで」となっていますが、薬物治療を受けていれば咳が残存していても他者へ感染することはないと考えていいのでしょうか?(30代・男性)

法律があり自己判断での登園は不可

学校保健安全法などの法律で、登園を再開するには医師の診断が必要と定められているようです。感染力が強い病気であるため、自己判断で登園させることは出来ません。

百日咳は、感染力が強い感染症の一つです。発症してから3週間頃が排菌のピークで、一度出始めるとなかなか止まらない頑固な咳が出るのが特徴です。治療法は抗菌剤など抗生物質の投与になりますが、登園の基準として百日咳特有の咳が消失していること、または5日間の適正な抗菌性物質の治療が終了するまでと決められています。以上のように学校保健安全法で定められた基準があるので、自己判断で登園させることは出来ません。(内科看護師)
感染症の場合、かかりつけ医による集団生活が可能な状態かどうかの診断書の提出が求められます。百日咳特有の咳が消失して投薬が終了しても、医師の診断がなければ登園出来ません。 (内科看護師)

内服終了後再受診して判断を仰ごう

5日間の内服が終了したら、再び受診して治療継続か登園可能か医師の判断を仰ぎましょう。基本的には5日間の内服で百日咳菌は大幅に減少しますので、咳が残存していても大丈夫です(もちろん医師の判断が必要です)。

5日間の内服後は、再度小児科を受診されて登園可能かの指示を受けてください。追加で内服が必要であれば、処方されると思います。おそらく医師の許可がなければ、預かり先の保育園も他の児童への感染を考えて預かってくれないと思います。お子さんが通園している保育園のスタッフに確認されるといいと思います。(内科看護師)

百日咳は感染力が強く、登園を再開するには医師の診断が必要と法律で定められています。病気が治ったように思えても、自己判断では登園させることは出来ません。内服が終了したら、再度受診して医師に相談してください。


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