ノロウイルス

2017/03/13

小さい子どもがいる場合、ノロウィルス対策はどうする?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

小さい子どもがいる場合、ノロウィルス対策はどうする?

毎年寒い時期に流行するノロウィルスですが、感染すると激しい下痢や嘔吐に苦しむこともあります。小さい子どもがいるご家庭ではどの様な対策をすればいいか、またノロウィルスに感染してしまった時の対処法について、専門家達に尋ねてみました。

2児のママからの相談:「自分で予防が出来ない子ども達。感染を防ぐにはどうすればいい?」

0歳と3歳の女の子がいます。最近ノロウィルスが流行中で、私もうがいと手洗いは気を付けていますが、子ども達はまだうがいが出来ません。しかし、0歳の子に手指用のアルコール消毒を使うことには抵抗があります。もし子ども達がノロウィルスに感染してしまった場合、唾液がついたコップやお箸は同じスポンジで洗っても大丈夫でしょうか?また、生後6カ月の子はミルクを飲んでいますが、哺乳瓶消毒はした方がいいのでしょうか?(20代・女性)

アルコールよりも次亜塩素酸ナトリウムが効果的

ノロウィルス対策としては、塩素系漂白剤や次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が効果的だと専門家は説明しています。また、85℃以上のお湯に1分以上浸けておくだけでも菌を死滅させることが出来るようです。

0歳のお子さんに対して、アルコール消毒を躊躇してしまうのは当然のことと思います。ノロウィルスは、基本的に石鹸を用いて手洗いをして下さい。ノロウィルスはアルコール消毒よりも、次亜塩素酸ナトリウム等の消毒剤を使用するか85℃以上の熱湯に浸けて対応した方がいいでしょう。哺乳瓶も同様に、85℃以上の熱湯消毒だと1分程度つけておくだけでウィルスを死滅させることが出来ます。(循環器内科看護師)
小さい子どもは自分で感染予防が出来ないため、周りの大人が気をつけなければなりません。ノロウィルスには次亜塩素酸ナトリウムや、市販の塩素系漂白剤が有効です。複数の人が触れるドアノブやスイッチやリモコン等は、次亜塩素酸ナトリウムか薄めた塩素系漂白剤で除菌して下さい。(産科看護師)
食器は、同じスポンジで洗っても良いでしょう。心配なら洗浄後に薄めた塩素系漂白剤に浸け置きするか、85℃以上1分間の煮沸消毒をして下さい。(産科看護師)

食器の共用は避け、哺乳瓶は出来れば消毒を

感染の疑いがある場合は、食器の共用は避けましょう。哺乳瓶については、感染症が流行する時期は出来れば消毒した方が良いとアドバイスいただきました。

ノロウィルスの場合、感染しても症状として現れないこともあります。感染が疑われる場合は、食器は別にするか使い捨ての物にするなど工夫しましょう。(循環器内科看護師)
生後半年を過ぎると哺乳瓶の消毒は必須ではありませんが、感染症が流行る季節やカビの生えやすい梅雨時には消毒した方がいいでしょう。(産科看護師)

除菌については次亜塩素酸ナトリウムやご家庭にある台所用の塩素系漂白剤でも対応可能ですし、85℃以上のお湯で1分以上浸け置きすると良いようです。感染の疑いがある場合は、食器の共用は避けるなど感染拡大を防ぐように努めましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加