インフルエンザ

2017/03/14

赤ちゃんをインフルエンザから守る良い対策は?

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赤ちゃんをインフルエンザから守る良い対策は?

インフルエンザが猛威を振るう季節には、まだ小さい赤ちゃんを連れての外出は不安があるものです。授乳中でも、ママがインフルエンザワクチンを接種しても問題ないのでしょうか?また赤ちゃんのインフルエンザ対策について、看護師さん達に尋ねてみました。

インフルエンザについての相談:「生後2カ月の乳児のインフルエンザ対策はどうすれば?」

2カ月の乳児がおり現在授乳中ですが、授乳中にインフルエンザの予防接種をしても問題無いでしょうか。また幼稚園に通う兄弟がおり、兄は予防接種を受けさせるつもりですが、毎日の送迎等で乳児を外へ連れていく機会が多いです。乳児にインフルエンザの予防接種は出来ませんが、感染を予防する良い対策はあるのでしょうか?また乳児がインフルエンザに感染した場合は、すぐ病院に連れて行くべきでしょうか。(30代・女性)

授乳中でもワクチン接種は可能

授乳中のママでも、インフルエンザワクチンの接種は可能なようです。感染予防として、ママはマスクの着用と手洗いを徹底して下さい。極力、赤ちゃん連れでの外出は避けたほうがいいですが、やむを得ない場合は出来るだけ人混みを避けましょう。

産後2カ月だとママは寝る時間もあまり無く、疲れも溜まって抵抗力も低下しているためインフルエンザに感染しやすい状態です。授乳中でも予防接種を受けることは可能なので、是非検討して下さい。(循環器内科看護師)
乳幼児の感染予防としては、人混みを避ける、送迎の際はお子さんは車内で待機させる(ごく短時間でも万全の注意を払って下さい)ことです。ママはマスクをしっかり顔にフィットさせて手洗い・うがいを入念に行い、可能なら手洗い後にアルコール消毒も行うと良いでしょう。(循環器内科看護師)
流行時の外出は控えた方がいいので、任せられる人がいれば預かってもらうのがいいでしょう。どうしても連れて行く時は温かくしましょう。また、赤ちゃんがいる部屋が乾燥しないように注意しましょう。(産科看護師)
インフルエンザワクチンは、授乳中に接種しても問題ありません。生後半年未満の乳児に予防接種は出来ないため、周りが感染対策を行う必要があります。生後2カ月ですと、ママからもらった免疫のおかげで感染しにくい状態です。感染予防のためにも、積極的に母乳栄養を行うといいでしょう。(産科看護師)

38℃を超える発熱があれば受診

インフルエンザに乳児が感染すると、脳炎などを発症して重症化するケースもあります。熱が38℃を超えるようなら、早めに病院を受診した方が安心です。

インフルエンザの感染者は、乳幼児が多くを占めます。脳炎を起こして重症化する場合もあるため、38℃以上の発熱が出た場合は病院を受診した方がいいでしょう。(循環器内科看護師)
赤ちゃんが感染した場合は、タミフルのドライシロップが処方されます。原則としてタミフルは発症後48時間以内が有効なため、38℃以上の熱がある場合は早めに病院を受診して下さい。(産科看護師)

授乳中でもインフルエンザワクチンの接種は可能なので、感染拡大を防ぐためにも予防接種は受けた方が良いでしょう。赤ちゃんがインフルエンザに感染すると重症化することもあるため、38℃以上の熱があれば早めに病院を受診して下さい。


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