中耳炎

2014/07/31

子供の中耳炎。完治していなくても、症状が軽ければプールは入れますか?

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子供の中耳炎。完治していなくても、症状が軽ければプールは入れますか?

小さい子供は鼻風邪を引くと、中耳炎になりやすいですよね。中耳炎の治療は、数週間の薬の服用で徐々に快方に向かいますが、完治するまでには少し時間がかかってしまうことが多いようです。 お子さんが習い事でスイミングなどをしている場合、いつごろからプールに入れていいのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか?

中耳炎のお子さんをお持ちのママからの相談:「息子がスイミングを習っています。中耳炎が完治するまではプール禁止!と医師から言われていますが・・・」

6歳の息子さんがスイミングを習っているのですが、風邪を引くと中耳炎になりやすく、医師からは「完治するまでプールは禁止」と言われているそうです。毎回症状は軽いので、完全に治っていなくてもスイミングに通わせて平気かどうか、ママは悩んでいるようです。

6歳の息子は、風邪をひいて鼻水が長引くと中耳炎になりやすく、年に1~2回は滲出性の中耳炎になりますが、毎回症状は軽く数週間の薬の服用で治ります。息子はスイミングを習っているのですが、中耳炎が完全に治るまではプールに入るのは禁止!と病院の先生からは毎回言われています。特に症状がなく、軽い中耳炎の場合や治りかけの場合でも、やはりプールには入らない方がいいのでしょうか?プールに入ることで悪化してしまうことはありますか?

医師のOKが出るまでプールは禁止です!鼻粘膜の炎症が強くなると、中耳炎は悪化します

中耳炎の一番の原因は鼻粘膜の炎症です。プールの水には高い濃度の塩素が含まれており、鼻やのどの粘膜を刺激するとして、近年室内プールに通う子供の喘息やアレルギー性鼻炎の症状の悪化が心配されています。プールに入るのは、必ず医師の承諾が出てからにしないと、治りかけた中耳炎がまたひどくなる可能性があります。

中耳炎を治すためには、一番の原因となっている鼻の炎症を治すことが第一条件です。鼻の炎症が治りにくくなるようなことをすると、中耳炎も治りにくくなります。中耳炎を起こしている時の鼻やのどの粘膜は、本来のバリア機能が低下しているため、プールの水に含まれる塩素などの影響を受けやすくなっています。そのような状態で水泳をすると鼻やのどの炎症が強まり、鼻粘膜が腫れて中耳炎が治りにくくなるのです。(耳鼻咽喉科看護師)
また、プールで体が冷え風邪が悪化すると、もちろん中耳炎も悪化してしまいます。(耳鼻咽喉科看護師)
医師の言われるように完全に治るまでは、入らないようにしましょう。夏の時期プールに入らないのは辛いでしょうが、子供さんにもきちんとプールに入れない理由を説明し、中耳炎が完全に治ってからプールを楽しんで下さいね。(看護師)

習い事としてスイミングに通わせている場合、ママとしては「あまり長い間休ませるのはちょっと・・・」と思ってしまいますよね。でも中耳炎が完治していない状態でプールに入ると、塩素などの刺激で鼻粘膜が腫れ、結果的に中耳炎の完治が延びてしまうことになります。 少しもどかしいかもしれませんが、しっかり治してからスイミングに通わせてあげる方が、ママとしても安心ではないでしょうか。


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