痙攣(けいれん)

2017/03/15

熱性けいれんの対処。救急車が来る前にやることは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

熱性けいれんの対処。救急車が来る前にやることは?

子どもが突然けいれんを起こすと、びっくりしてパニックになってしまうママもいます。慌てずにどのような対処をすべきか、専門家に伺いました。

10カ月の子どものママからの相談:「子どもが熱性けいれんを起こしたら…救急車が来る前に出来ることは?」

10カ月の娘がいます。先日1歳になったばかりの友人の息子さんが、熱性けいれんを起こしました。救急車で病院へ行ったらあと少し到着が遅かったら危なかったと言われたそうで、それを聞いてとても怖くなりました。もし娘が熱性けいれんを起こした場合、救急車が来る前に家でやっておいた方が良い処置はあるのでしょうか?またやってはいけないことも教えて下さい。(30歳・女性)

けいれんが起きたら、まず落ち着いて時間を計る

けいれんが起きた時にママがやるべきことは、けいれんの時間を計ることです。発作の時間は、後で救急隊や医師に必ず聞かれます。熱性けいれんの場、5分以内に治まることがほとんどです。

熱性けいれんは0~5歳の幼児では10人に1人の割合で起こるけいれん発作で、38℃以上の高熱が出た時に起こりやすいです。通常の熱性けいれんは、5分以内に治まります。けいれんし始めたら慌てず、まず時間を確認してください。5分以上けいれんが続く場合やすぐに次の発作を繰り返す場合は、救急車を呼んでください。(看護師)
熱性けいれん発作で「あと少し遅かったら危なかった」という状況になるケースは、ほとんどありません。もしかしたらけいれん中に吐物があり、それが気道内に入り込んでいたのかもしれませんし、けいれん発作の時間が長時間だったのかもしれません。(看護師)

安全を確保。大声や刺激は避けて

けいれんが起きた時、ママはお子さんの安全を見守り刺激することは避けましょう。まずは気道が確保できているか、確認をすることが大事です。

子どもがけいれんを起こしたら、服をゆるめて周りの危険物を取り除き、首の下に丸めたタオルを入れて気道を確保します。揺さ振ったり、顔を叩いたりして刺激しないでください。吐物があれば顔を横向きにして、口の中のものを静かにかき出します。慌てると思いますが、静かに発作が治まるのを待ってください。(看護師)
けいれん発作時にママが出来ることは、けいれん発作を起こしている子どもの安全を守ることです。ベッド上であればベッドから落ちないようにしたり、周囲に倒れてくるような物や手足をぶつけそうな物があれば遠くに離しましょう。やってはいけないこととしては、大声で声掛けするとそれが刺激となりけいれん発作が長引く場合があります。(看護師)

我が子がけいれんを起こした時に、落ち着いて対処するのは難しいかもしれません。しかし慌てずに気道が確保できているか確認し、けいれん時間を計るようアドバイスいただきました。


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