痙攣(けいれん)

2017/03/15

子どもが憤怒けいれんを起こした場合の対処方法を知りたい!

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもが憤怒けいれんを起こした場合の対処方法を知りたい!

憤怒けいれんは「泣き入りひきつけ」とも言います。乳児が泣いたり興奮したりした時に起こる発作です。憤怒けいれんは治療を必要としませんが、発作が起きた時どのように対応すればいいのでしょうか。専門家に聞きました。

生後1カ月の子どものママからの相談:「赤ちゃんの憤怒けいれん。救急車は呼ばなくてもいいの?」

生後1カ月の時に、子どもが憤怒けいれんを起こしました。救急相談ダイヤルで、初めてのけいれんであれば救急車を呼んで下さいと言われました。それ以来けいれんは起きないのですが、再度けいれんが起きた時にどのような対処すればいいのか心配です。憤怒けいれんの場合、基本的に落ち着くまで様子を見て良いのでしょうか?また救急車を呼ぶべきけいれんと、様子を見るだけでいいものの違いを知りたいです。(30代・女性)

1分以上息ができない時はすぐに救急車を!

憤怒けいれん起こすと息ができなくなるので、顔色や唇が紫色になります。発作が1分以内で治まる場合は心配ないようですが、長くけいれんが続いて息が出来なかったり意識が薄れたりする場合には、救急車を呼びます。

憤怒けいれんは泣き入りひきつけとも言われ、子どもがひどく泣いた時に呼吸が止まり唇や顔色が紫になる発作です。通常数秒~1分程度で治まります。脳がまだ未熟なことや強いストレスで激しく泣いた時に脳が反応できず、異常に興奮状態になることが原因と言われています。年齢と共に改善されるので、特に治療は行いません。けいれんが1分以上続き、息が出来ない状態が続く時は救急車を呼んでください。(看護師)
憤怒けいれんは、乳幼児期におこる反射性のけいれんの一つです。注意したいのは、意識が薄れるようなけいれんやけいれんを繰り返す場合です。子どもがけいれんを起こしている時にこのような判断をするのはとても難しいと思いますので、病院や相談センターに電話で尋ねるのが確実です。(看護師)

憤怒けいれんを起こしたら、まず子どもを落ち着かせ見守る

子どもが憤怒けいれんを起こしたら、興奮させたり刺激しないようにします。まずはママが落ち着いて、そして子どもを落ち着かせます。

小さい子どもに泣くなというのは無理ですから、泣き出した時は抱っこして気持ちを鎮めてください。しかし泣かさないようにと、子どもの言いなりになったり神経質になるのも良くありません。発作が起きたら服を緩め、首の下に丸めたタオルを入れて気道を確保し、体を揺さぶったりせず静かに様子を見てください。(看護師)
憤怒けいれんが起きた場合、基本的には子どもを安心させ落ち着かせて見守ります。親がパニックにならず優しく声かけをして、お子さんの感情を落ち着かせます。子どもの顔色が悪い時には、衣類を緩めてゆったりさせます。予防は、とにかく強く泣かせないことです。できるだけ早めに対処することで、予防できます。(看護師)

憤怒けいれんは時間が短ければ心配ありませんが、けいれんや呼吸が止まっている時間が長い場合には注意が必要です。判断に迷う時は、電話相談#8000を利用することも出来ます。


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