痙攣(けいれん)

2017/03/16

ダイアップ座薬の使い方。2回目を入れるタイミングはいつ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ダイアップ座薬の使い方。2回目を入れるタイミングはいつ?

熱性けいれんの既往がある子が発熱した時には、けいれんを抑えるためのダイアップ座薬を用いますが、座薬を入れるタイミングについて実際の判断に迷うママは多いようです。2回目の座薬使用のタイミングについて、専門家に聞きました。

ママからの相談:「熱が上がったり下がったりする場合のダイアップの使い方を教えて!」

熱性けいれんを2度経験した子どもがいます。38.5℃を越えたらダイアップを挿入していますが、8時間後に熱が38.5℃よりも下がっている場合2回目のダイアップを挿入した方がいいですか?その時熱が下がっていて後でまた上がってきた場合、挿入するダイアップは1回目もしくは2回目になるのでしょうか。熱が途中で上がったり下がったりする場合の対処法を教えてください。(30代・女性)

1回目のダイアップの使用は37.5℃が目安

ダイアップ座薬の1回目の使用は、37.5℃が目安です。薬の効果が現れるまでに30分を要しますので、躊躇せずに速やかに使用しましょう。

熱性けいれんの予防薬であるダイアップは、挿入してから効果が出てくるまでに15分はかかると言われています。つまり熱が上昇した後に使用しても、効果が出るまでに熱性けいれんが起こる可能性があります。一般的には、37.5℃になれば使用することが多いです。(看護師)

1回目使用8時間後、体温が37.5℃以上あれば2回目を。

一旦熱が下がり再び上がってきた時にダイアップを使う場合は、2回目として数えます。発熱時と8時間後の計2回使用することで、熱性けいれんが起こりうる可能性のある24時間充分なけいれん予防効果が期待出来ます。3回目を使用することはありません。

1回目のダイアップを使用後、8時間経っても熱が下がらなければ2回目を使用します。一旦熱が下がったら、使用せず様子を見てください。2,3時間置いて熱が上がったら使用し、この場合は2回目として数えます。更に8時間しても熱が下がらなければ、ダイアップは使用せず病院を受診してください。(看護師)
一般的にダイアップの効果は8時間ですが、2回目を使用すると効果が長続きして最大48時間の効果があると言われています。熱性けいれんは発熱してから24時間以内に起こるので、3回目を使用する必要はありません。(看護師)
ダイアップの2回目の使用は、初回使用後8時間を目安にしてその時の体温で判断します。しかし、解熱剤を使用して体温が下降したのであれば熱性けいれん対策にはならないので、体温が37.5℃以上の場合は2回目の使用をお勧めします。2回目を使用することで、48時間効果が持続するといわれています。熱性けいれんは熱発時だけでなく発熱から24時間以内は発症する可能性があるため、2回目を使用します。(看護師)

熱が一旦下がった場合や高熱ではない場合、2回目の座薬の使用を躊躇してしまうかもしれません。しかし発熱後24時間以内は熱性けいれんのリスクがあるため、発熱後8時間の体温を目安に2回目の座薬をした方がけいれん発作を起こすリスクが低くなるようです。


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