インフルエンザ

タミフル使用で全身に発疹が。次回からは使用不可?

インフルエンザ治療薬として有名なタミフルですが、稀に薬疹などの副作用が起こることがあります。3カ月の子どもにタミフルを使用して全身に発疹が出たが、今後インフルエンザに感染してもタミフルは使えないのかとの相談に専門家達はどのように回答しているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「タミフル処方で発疹が出て服用中止。今後もタミフルは使用不可?」

子どもが生後3カ月の時に、インフルエンザに感染しました。タミフルを処方されましたが、服用後全身に発疹が出てしまい、タミフルによる薬疹の可能性があるため服用を中止するよう医師に言われました。痰切りと鼻水の薬を服用して無事回復しましたが、もしまたインフルエンザに感染した際はタミフルは服用出来ないのでしょうか?現在子どもは2歳になりましたが、効き目のある薬なので出来れば服用させたいです。(30代・女性)

一度副作用が出た人は次回から使用禁止

タミフルの副作用として、稀に発疹やショック症状等が現れることがあります。一度副作用が出た場合は、以後タミフルの使用は禁止となるため対症療法について医師と相談する必要があります。

幼児・大人に関わらず、稀にタミフルを服用することで発疹や痒みが出るケースがあります。過敏症状が強く現れるとショック状態に陥る危険性もあり、注意が必要です。そのため、発疹やショック等の症状が出たことのある人は、その後もタミフルの服用は禁忌とされています。インフルエンザに感染した場合は、まず医師にタミフルで発疹が出たことがある旨を伝え、別の薬を処方してもらうなど対症療法について相談して下さい。(看護師)
タミフル服用後に発疹が出たなら薬疹の可能性が高く、一度アレルギーを起こした薬は次回からは使用出来ません。インフルエンザや他の疾患で受診する時も、タミフルで薬疹が出たことを必ず伝えて下さい。少しくらいなら大丈夫だろうという気持ちから、子どもにアレルゲンを与えた結果アナフィラキシーショックが起きた事例もあります。今後も薬を服用する時は、アレルギー反応の有無に注意して下さい。(産科看護師)

毎年予防接種を受けて予防

タミフルはインフルエンザにとても有効な薬ですが、一方で副作用が心配されることもあるようです。感染予防のため、毎年インフルエンザが流行する時期に向けて予防接種を受けておくといいでしょう。

タミフルは代表的なインフルエンザの治療薬で、発症後48時間以内に服用することでウィルスの増殖を抑えて感染の拡大を防ぎます。タミフルの副作用には下痢・嘔吐・腹痛・発疹などがあり、因果関係は不明ですが10歳以上の服用で異常行動が見られたことが以前話題になりました。このようなことがあっても現在も使用されているのは、それだけ有効薬だからと言えるでしょう。(産科看護師)
万が一感染した際の重症化を防ぐために、毎年流行時期の前には予防接種を受けておくといいでしょう。予防接種を受けることで感染しても軽症で済んだり、対症療法のみで入院治療も必要無いケースが多くあります。(看護師)

一度タミフルで副作用が出た場合、以後の使用は禁止されています。有効な治療法は他にもあるため、今後病院を受診する際はタミフルで薬疹が出た旨を必ず医師に伝えて下さい。


2017/03/21

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