インフルエンザ

2017/03/21

子どもが毎年インフルエンザに感染。効果的な予防法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どもが毎年インフルエンザに感染。効果的な予防法は?

子どもが毎年インフルエンザに感染するが免疫は付いているのか、また効果的な予防法について知りたいという相談が寄せられました。専門家達からのアドバイスです。

9歳児のママからの相談:「毎年インフルエンザに感染するが、免疫は付いている?」

子どもが幼稚園に入ってから今まで、ほぼ毎年インフルエンザに感染しています。周りは予防接種を受けない家庭の方が多く、我が家でも予防接種は受けていません。今後も受ける予定は無いですが、毎年のように感染することで免疫は少しずつ付いてくるのでしょうか?また予防策として手洗いうがいや湿度を高めに設定していますが、それ以外に出来ることがあれば知りたいです。(30代・女性)

インフルエンザウィルスは型が非常に多い

インフルエンザウィルスには、非常に多くの型が存在します。また、同じ型でも変異するため毎年感染する可能性があり、出来れば予防接種は受けた方が良いと看護師さんは説明しています。

インフルエンザに感染したり、予防接種を受けることで抗体が形成されます。特にウィルスに感染して自然抗体が出来ると、その免疫効果は予防接種よりも長いと言われています。但しインフルエンザはA・B・C型があり、中でもA型は144種類あるとも言われます。以前感染したウィルスとは別の型のウィルスへ感染する可能性があります。(看護師)
インフルエンザウィルスにはA・B・Cの3種類があり、流行を起こしやすいのはA型とB型で特にA型は大流行を起こすと言われています。更に、インフルエンザウィルスは常に構造に変化が生じ、同じA型でもAソ連型・A香港型等のように複数の種類があります。インフルエンザに感染して免疫が出来ても、違う型のウィルスが流行すればまた感染の可能性があるため、毎年の予防接種を推奨しています。(産科看護師)
一度感染したことがあれば重症化する可能性は低いですが、感染したことの無い型のウィルスですと重症化する可能性があります。毎年感染しても全ての型に対して抗体がある訳では無いですし、ウィルスの変異によって抗体が無効である可能性もあるため予防接種は受けた方がいいでしょう。(看護師)

手洗いやマスクの着用、適度な湿度を保つ

手洗いやマスク着用、部屋の湿度管理などで予防出来るようです。インフルエンザに対してはうがいの効果は低いとされていますが、通常の風邪予防には有効です。

インフルエンザウィルスは空気が乾燥すると活性化するため、湿度は50~60%が最適です。予防にはうがい手洗い・マスク着用・環境管理(特に湿度管理)が重要なため、引き続き予防は行いましょう。(看護師)
インフルエンザウィルスは、喉や鼻の粘膜に付着して20分後には体内に侵入します。うがいによる効果が明確でないことから、厚労省はインフルエンザ予防法の項目からうがいを外し、ワクチン接種やマスクの着用、手洗いや適度な湿度調整などを予防法としています。しかし、うがいは喉を潤しウィルスに対する抵抗力を向上させる効果もあるため、風邪予防として続けて下さい。(産科看護師)

インフルエンザの型は非常に多いため、毎年の予防接種が推奨されています。手洗いやマスクの着用を徹底し、日頃からウィルスを遠ざける生活習慣を心がけましょう。


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