尿漏れ

嫌な産後の尿漏れ。原因と改善方法を教えます!

妊娠・出産を経験した女性で、産後の尿漏れに悩む方は多いようです。産後すぐ、もしくはしばらく経ってから症状が出ることもありますが、尿漏れは治るのでしょうか。その原因と改善方法について、看護師さんたちに教えていただきました。

産後の尿漏れについての相談:「出産後に始まった尿漏れ。症状はいつまで続くの?」

普通分娩で出産後、尿漏れで悩んでいます。初めのうちは、赤ちゃんの世話に忙しく尿意を我慢していたのが原因かとも思いましたが、くしゃみや咳をした時、ちょっと重たい荷物を持ち上げた時、小走りした時など、あっと思うと尿漏れしてしまいます。今のところおりものシートで対応していますが臭いも気になり、これ以上ひどくならないか心配です。尿漏れはずっと続くものなのか、少しでも改善するにはどうすればよいのでしょうか。(30代・女性)

骨盤底筋の筋力低下などが原因

妊娠中に子宮が膀胱を圧迫し続けることや、出産の際に骨盤底筋が緩くなるなどの原因で尿漏れは起こります。産後の経過がよければ自然に治りますが、尿意を我慢しないなどいくつか注意点があるようです。

妊娠中大きくなった子宮に膀胱が圧迫されたり、分娩に時間がかかったり赤ちゃんが大きかったりと、自然分娩された方は出産によって骨盤底筋の筋力が低下し、尿や便漏れの症状が現れます。これは出産経験者の多くにみられ、妊娠中や出産後すぐに起きたり産後しばらくしてから現れたりします。産後の経過が順調だと約1~2カ月で解消されるので、それまでは重い荷物を持ったりしないでください。(産科看護師)
下半身を冷やさない、排泄を我慢しないことが大切です。また尿意がなくても、時間をみてトイレに行くようにしてください。ごく少量の尿もれの場合おりものシートでもよいですが、臭いやパットからの漏れが心配なら、専用の尿とりパットを使用してください。また産後4カ月を過ぎても改善しない場合は、産科か泌尿器科を受診してください。(産科看護師)

骨盤底筋トレーニングが効果的!

尿漏れの症状が軽い場合、骨盤底筋を動かす運動で改善できるようです。運動を始める時期は、産後1カ月以上経過し体調が整ってからの方がよいでしょう。

症状が軽症なら骨盤底筋の運動で改善可能で、詳しい運動法は産院から指導を受けることもできます。日常でできる簡単な方法として、立ったまま肛門をきゅっと引き締めたり、床に座ってのお尻歩きがあります。足を延ばした状態で座り、お尻というより骨盤で動く感覚で前後に10歩程度移動します。これを数回繰り返してください。(産科看護師)
緩んだ骨盤底筋を鍛える「骨盤底筋トレーニング」で尿漏れの改善が可能で、産婦人科の医師に相談すればトレーニング法を教えてくれるでしょう。出産直後は骨盤底筋が損傷していることもあるので、産後1カ月ぐらいから運動を始めるとよいです。 (内科看護師)

出産をした方の多くが、尿漏れを経験しているのですね。骨盤底筋を鍛える運動については上記のアドバイスを参考にするか、健診などの機会に医師や助産師さんに相談してみるのもよいかもしれません。


2015/03/27

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