皮膚トラブル

便の回数が多くてお尻も荒れ気味です

乳児期の赤ちゃんは1日に何度もウンチをします。生後6か月になるお子さんの排便回数が多く、お尻の荒れが気になるという質問者さん。看護師さん達はどのようにアドバイスしているでしょうか。

赤ちゃんの排便回数についての質問:「回数が多くて心配です」

生後6カ月の男児がいます。完全母乳ですが、なかなか便の回数が減りません。生まれた頃から授乳の度に便がありましたが、今も1日10回はします。頻回授乳をしているせいでしょうか?今は1日に16~20回ほど授乳をしています。排便後はすぐにオムツ交換をしていますが、回数が多いのでお尻も荒れ気味で、小児科で塗り薬を処方されている状態です。成長と共に自然と便の回数は減りますか。(20代・女性)

排便が多くなる原因

完全母乳の赤ちゃんの便は元々緩く、回数も多いもの。授乳回数が多ければ、その分排便の回数も多くて当然と考えてよいでしょう。

乳児はまだ胃腸機能が未熟であり、上手に栄養を吸収することができません。一般的にミルクより母乳のほうが排便の回数は多いといわれており、乳児の便は母乳や水分を多く含む離乳食の影響で、柔らかいものです。完全母乳であれば、母乳に含まれるビフィズス菌の影響もあるかと思います。(産科・婦人科看護師)
便の回数の多さは授乳回数の多さから来ていると考えられます。私達の身体には、胃に食べ物が入ると反射的に大腸の動きが活発になり便意をもよおすという、胃結腸反射と呼ばれるものがあります。母乳を飲む回数が多いとそれだけ腸に刺激が多くなり、便の回数が多くなります。(一般内科看護師)
生後6カ月では1日に200~220mlの母乳を4~5回程度が適量です。十倍粥をほんの少し食べる程度でも、離乳食が始まれば母乳もその分減らして行きましょう。体重の増え方や身長の伸びに問題がなければ栄養は足りていると思いますが、お尻の荒れやかぶれを防ぐために便の回数は減らした方がよいでしょう。(一般内科看護師)

こまめに体重チェック、お尻のケアを

離乳食が進めば自然と排便の数も減ってくるようなので、体重の減少などがなければ心配はいらないとのこと。お尻もしっかり洗って清潔にし、潤いを補ってあげましょう。

1日に10回の子もいれば、授乳の度に排便する子もいます。便秘の方が問題なので、回数の多さは心配しなくてよいと思います。体重減少がないか、毎日測ってチェックしてください。お母さんが水分を摂りすぎると水っぽい母乳になり、赤ちゃんも水分過多になりますので、水分摂取を調節してください。離乳食が進む頃には赤ちゃんの消化機能も発達し、授乳の回数も減って自然に排便も減ってくると思います。(産科・婦人科看護師)
オムツ交換の際は、ペットボトルにお湯を入れ、蓋に針で数か所穴をあけて、ジョウロの感覚で洗い流すようにしてください。洗ったらコットンなどをお尻にあてる感じで水分を拭き取ります。お尻をしっかり乾燥させてから、軟膏を塗り、オムツをあてるようにしてください。軟膏の代わりにワセリンでも保湿になり、水分をはじいてくれます。便の回数が気になるようなら、主治医に相談し、整腸剤を飲ませてもよいと思います。(産科・婦人科看護師)

離乳食が始まれば排便回数も減ってくるそうなので、体重が増えていればあまり心配しなくても大丈夫なようです。気になる場合は医師と相談して整腸剤を出してもらってもよいようです。


2015/03/28

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