抱き癖

抱き癖がついたようですが、抱っこを続けても良いの?

抱っこは親子の大切なスキンシップですが、抱き癖が付くので必要以上に抱っこしないほうが良いと言われてしまうこともあります。3歳の子供に抱き癖がついてしまったのではと悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「3歳の子供に抱き癖がついてしまいました。このまま抱っこを続けて良いのでしょうか。」

実親から抱き癖がつくのでおっぱいやミルクのとき以外は抱っこしない方が良いと言われました。しかし産院では、たくさん抱っこされると落ち着いた子供になると言われたため、できるときは抱っこしていました。子供は3歳になりましたが、叱った時や眠たくて機嫌が悪いときなどは未だに「抱っこして」と言って抱き付いてきますが、抱き癖がついてしまったのでしょうか。このまま抱っこを続けていてよいのでしょうか。(30代、女性)

抱っこは親子のコミュニケーションです。

抱っこは親子の最大のコミュニケーションです。機嫌が悪いときだけではなく、機嫌が良いときも抱っこして嬉しさを分かち合いましょう。

機嫌の悪いときだけでなく、お手伝いがよくできたとき、機嫌のよいときも抱っこしてほめて、一緒に喜びや楽しさを分かち合ってください。抱いてあげることは、親子の最大のコミュニケーションです。お子さんは、不安なとき、ストレスを感じているとき、お母さんの傍にいたいときなどにも、お母さんとの接触を求めてきます。あやすために抱っこするのではなく、お子さんの要求を満たしてあげることが大切なのです。(産科・婦人科看護師)
3歳でも抱っこをねだってくるのは、精神的な安定や安心を求めているのでしょう。もっと大きくなれば羞恥心が生まれ、周囲の子供達と自分を比べ自分から抱っこをねだることは少なくなるでしょう。またもう重すぎてお母さんに負担になる場合、スキンシップを取りながらお話をなさるのはいかがでしょうか。抱っこせずともお母さんの温かさと愛情を感じるだけで、お子様は安心できることでしょう。(看護師)

抱っこ不足が、コミュニケーション能力低下を引き起こす恐れも。

サイレントベビーや引きこもりなど、抱っこ不足が引き起こすコミュニケーション能力低下などの問題についても教えてくれました。

あまり抱っこされずに育ち、泣いて訴えるのをあきらめてしまった子供はサイレントベビーと呼ばれます。静かで育てやすい子なのですが、赤ちゃんは泣いても無駄と泣くことをやめ、泣くことで成り立っていた親とのコミュニケーションを絶ってしまうのです。このまま成長すると、コミュニケーション能力が著しく欠けた状態で成長する可能性があり、登校拒否や引きこもり、また暴力的な子供に育ってしまうことがあります。(看護師)

抱っこは親子の最大のコミュニケーション、子供の心を安定させ、喜びを分かち合うことができます。子供が望むときはできるだけ抱っこをしたりスキンシップをとって、愛情を感じさせてあげると良いでしょう。


2015/03/29

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