インフルエンザ

2017/03/25

子どものインフルエンザ。兄妹への感染を防ぐには?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子どものインフルエンザ。兄妹への感染を防ぐには?

幼稚園などの集団生活の場では、あっという間に感染症が広がってしまいます。子どもがインフルエンザに感染した場合、家で過ごす兄妹に移さないためにはどうすればいいか専門家達に対策法を尋ねてみました。

インフルエンザについての相談:「上の子がインフルエンザに感染した場合、赤ちゃんへの感染予防は?」

幼稚園児と、11カ月になる乳児がいます。上の子が通っている幼稚園は毎年インフルエンザが大流行しますが、もし上の子がインフルエンザに感染した場合、下の子への感染を防ぐために自宅ではどのように過ごせばいいでしょうか?予防接種は1歳未満だとあまり効果が無いようで、かかりつけ医からは接種をすすめられていません。また夫の帰宅が遅いため、私と子どもたち3人は必ず同室で寝なければいけない状態です。(30代・女性)

マスクの着用やアルコール除菌が有効

インフルエンザは、飛沫・接触感染によって広がります。そのためマスクの着用や、皆が触れる共用部分のドアノブをアルコール除菌すると効果的なようです。

まずは、乳児以外の家族の方がうがい手洗いをしっかり行い、可能であればアルコール消毒まで行いましょう。インフルエンザウィルスには、アルコール消毒が有効です。基本的なことですが、規則正しい生活習慣が大切です。栄養のある物をしっかり食べて、疲れを残さないようにして下さい。(循環器内科看護師)
複数の人が触れるドアノブ・リモコン・スイッチなどは、アルコール除菌して下さい。また、家具に置くだけでウィルス除去・カビ抑制・除菌効果のあるゲルも市販されています。(産科看護師)
インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみにウィルスが存在するため、拡散させない・吸い込まないなどの対策が大切です。お子さんが感染した場合はマスクを着用して屋内で過ごし、不用意に人混みには出掛けないようにしましょう。どこで誰が感染しているか分かりませんので、外出の際もマスクを着用して下さい。(循環器内科看護師)

ウィルスを寄せ付けない生活習慣を

小さいお子さんにも、日頃から手洗い・うがいの習慣づけを行いましょう。赤ちゃんが直接口にするおしゃぶりはしっかりと消毒をし、部屋が乾燥しないよう適度な湿度を保つようにして下さい。

上のお子さんが感染した場合は、出来るだけ赤ちゃんとは接触させないことが重要です。小さい子どもには無理かもしれませんが、上のお子さんにもうがい・手洗いを習慣づけて赤ちゃんに触る前にも手を洗うようにして下さい。別々の部屋で寝るのが難しければ、ママを挟んで左右にお子さんを寝かせましょう。(産科看護師)
部屋はこまめに掃除をして埃を溜めないようにし、60%前後の加湿を心がけて下さい。食器の共用はせず、赤ちゃんのおしゃぶりや哺乳瓶、口にするようなおもちゃはきれいに洗って消毒して下さい。市販の哺乳瓶消毒液を使用したり、心配なら煮沸消毒をしてもいいでしょう。(産科看護師)

家族の中でインフルエンザ患者が出ると、家庭内感染が心配されます。アルコール除菌が有効なので、ドアノブやリモコンなどはこまめに消毒するようにしましょう。また、部屋内でもマスクを着用して感染予防に努めて下さい。


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