おへそ

子どもが2cmほどの出べそです、自然に治りますか?

ぽっこりとした子どもの出べそは、表面に飛び出しているため服にこすれて出血することもあり、ママたちを悩ませています。2カ月ほどで自然に治ると言われた子どもの出べそが治らず悩むママから、処置をするタイミングについて相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「生後4カ月の子どもの出べそが治りません」

4カ月の子どもがいます。生まれたときに産院で「生後2カ月くらいでへこむので心配ないですよ」と言われたおへそが、いまだに大きな出べそで気になっています。直径2cmくらいのボールをおへそに乗せているような形状で、洋服にこすれて出血していることもあります。大きすぎる出べそでも自然に治っていくのでしょうか。また改善傾向がない場合、何カ月(何歳)くらいをめどに処置するほうがよいのでしょうか。(30代、女性)

腹筋の間の穴が、出べその原因です。

赤ちゃんの出べそは臍ヘルニアと呼ばれ、へその緒が入る穴が生まれた後も閉じず、腸が飛び出してしまった状態であると教えてくれました。

出べそには皮膚だけが飛び出している臍突出症と、腸が飛び出している臍ヘルニアがあります。子供の出べそはほとんどの場合が臍ヘルニアです。赤ちゃんの腹筋間にある、臍輪というへその緒が入ってくる穴が閉じず、臍輪から腸が飛び出してしまった状態です。(整形外科看護師)
赤ちゃんの出べそは臍ヘルニアと呼ばれ、大きいものでしたら泣いたときなど 3~5cmになる子もいます。生後4カ月くらいまでは腹圧がかかるたびにパンパンに膨らむこともありますが、破裂することはありませんので心配なさらないでください。(産科・婦人科看護師)

出べそは1歳までに約8割が治ると言われています。

子どもの出べそは1歳までに約8割が治ると言われています。1歳過ぎても改善しない場合は小さくする手術を受けられますが、小学校入学頃まで様子を見ることもあるとアドバイスしてくれました。

ほとんどの子が腹筋が発達するとしだいに小さくなり、1歳までに80~90%が治癒すると言われています。寝返りやハイハイができるようになると、オムツでこすれて傷つける場合もあるので、主治医に相談して肌に優しい医療用のテープなどで保護してあげてください。 (産科・婦人科看護師)
1歳を過ぎても改善しない場合は手術で小さくすることもできますが、小学校入学前まで様子をみる場合もあるので主治医と相談して手術の時期はご検討ください。手術の場合、保険が適応されます。全身麻酔で行われますが、異常がなければ2、3日の入院ですみます。費用は病院によって異なるので、事前に問いあわせるとよいでしょう。(産科・婦人科看護師)

子どもの出べそは1歳までに治ることが多いようですが、治らない場合は手術で小さくすることもできます。手術は小学校入学前まで様子を見ることもあるので、時期については主治医への相談をご検討ください。


2015/03/30

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