卵アレルギー

卵アレルギーだが、インフルエンザの予防接種は可能?

卵アレルギーを持つお子さんは少なくないですが、インフルエンザの予防接種を受ける際は注意が必要です。インフルエンザワクチンには微量ながら卵の成分が含まれますが、卵アレルギーがあると必ず検査が必要かとの相談に専門家達はどのように回答しているでしょうか。

インフルエンザワクチンについての相談:「卵アレルギーですが、インフルエンザの予防接種には検査が必要?」

2歳の子どもが卵アレルギーで、前年のインフルエンザ予防接種の際は事前に総合病院で検査して頂いた上で受けました。前回特に問題は無かったので、今年も予防接種を受けようと思っています。現在以前より卵アレルギーの数値は下がっていますが、まだ完全除去をしている状態です。前回が問題無かったので、今回は検査は行わずに予防接種出来ればその方が助かるのですが、いかがなものでしょうか。(30代・女性)

卵の二次製品が食べられるならほぼ大丈夫

インフルエンザの予防接種が可能かどうかは、アレルギーの度合いにもよるでしょう。去年より数値は下がっているとのことですが、卵の二次製品が食べられるようなら特に大きな問題は無いそうです。

アレルギー検査で卵の特異的IgEがスコア5~6以上、卵を食べてアナフィラキシーショックを起こしたことがある場合は皮内テストが必要です。特異的IgEがスコア2以下、卵アレルギーでも鶏卵の二次製品が食べられる場合は皮内テスト無しでも接種可能でしょう。(産科看護師)
現在も数値の経過を見ているなら、その病院の医師にインフルエンザの予防接種を受けたい旨を相談してみてはいかがでしょうか。その際は、他の医療機関でも追加で検査を行わずとも接種可能なのか確認して下さい。(循環器内科看護師)

インフルエンザワクチンに含まれる卵の成分はごく僅か

インフルエンザワクチンには卵の成分が含まれますが、その量はごく僅かなようです。しかし、ワクチン接種によりアナフィラキシーショックが起こらないとも限らないため、心配なら検査をしてから予防接種を受けた方が安心でしょう。

現在日本で使用されているインフルエンザワクチンは高度な精製のため、卵の成分と言っても極僅かしか含まれていません。そのため軽度のアレルギーなら接種可能ですが、ワクチンによってアナフィラキシーショックが起こらないとも言い切れません。心配なら費用がかかるかもしれませんが、念のため検査をした方がいいでしょう。検査で問題なく予防接種が出来ても、接種後30分は病院で様子を見て下さい。(産科看護師)
接種を検討されている医療機関に、電話で相談してみてはいかがでしょうか。また、接種前の問診票にこれまでの経緯を書いておくと、最終的に医師が接種可能かどうかを判断してくれます。(循環器内科看護師)

前回は特に問題が無くアレルギーの数値も下がっているようなので、検査無しで予防接種出来るかどうか担当医に尋ねてみましょう。どうしても心配なら検査をしてもらうことも可能ですので、現在のお子さんの様子を見ながら医師とよく相談して下さい。


2017/03/25

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