出産予定日

出産予定日を超過。何日くらいで陣痛誘発の必要が?

出産予定日を超えても陣痛がこない場合、人工的に陣痛を誘発することがあります。陣痛誘発には少し不安があるが、どのくらい予定日を過ぎると計画分娩になるのかという相談に対し、専門家達はどのように回答しているでしょうか。

陣痛誘発についての相談:「予定日を超えたら、何日くらい経過を見守る?陣痛誘発の目安は?」

自然分娩を推奨している産院では、予定日を1週間以上超過しても陣痛を待つと思います。しかし1人目妊娠の際予定日を4日超えた時点で計画分娩を勧められ、陣痛誘発には少し戸惑いがありました。病院の都合で時期を少し早めることもあると思いますが、誘発することでリスクはないのでしょうか?また予定日を超過した場合、何日くらい経過を見るのでしょうか?(20代・女性)

42週を超えないように分娩を急ぐ

42週を超えて過期産になると、母子共に危険な状態となることもあります。陣痛誘発の時期は医師が様々な要因を考慮して決定しますが、一般的には42週を超えないように計画分娩を進めるようです。

出産予定日は予測なので多少前後しても問題ないですが、妊娠42週を過ぎると過期産となり分娩を早めなければなりません。過期産になると、胎盤機能の低下により羊水が減少します。胎児が酸欠状態になったり、ストレスで胎児が胎内で胎便をして濁った羊水を飲み込むことで呼吸障害を起こすことがあります。最悪の場合は子宮内死亡の可能性もあり、母子共に危険な状態となります。(産科看護師)
医師の方針にもよりますが、一般的に41週を過ぎても陣痛がこない場合は陣痛促進剤を使って42週を超えないよう分娩を進めます。促進剤を使ってもすぐに分娩にならないこともあるので、過期産となるのを避けるため促進剤を勧めたのでしょう。(産科看護師)
予定日超過による誘導分娩は、予定日から1週間以上経過した場合に実施するのが一般的です。しかし、例えば胎児が大きく出産にリスクを伴う場合や妊娠高血圧症候群や高齢出産など、母体に危険が及ぶ可能性がある時は1週間を待たずに誘導分娩に踏み切ることもあります。出産をいつまで待てるかは、様々な要因を考慮して医師が判断します。(看護師)

陣痛誘発のリスクについて

人工的に陣痛を起こした場合、急激な陣痛による子宮破裂などいくつかのリスクも伴います。しかし陣痛誘発剤などの使用は、医師が細心の注意を払って薬を調整するため、大きな問題はほとんどないでしょう。

促進剤を使用すると、過強陣痛で子宮破裂や頸管裂傷などの副作用が起こることがあります。そのため、医師は低濃度から開始して分娩の進行をみながら細心の注意を払って調整していきます。予定日を1週間以上過ぎても自然分娩を待つことはリスクを伴うため、医師とよく相談して決めてください。(産科看護師)
誘導分娩とは、陣痛誘発剤の投与や子宮を開くバルーンという器具を使用して陣痛を人工的に起こす方法です。陣痛促進剤は、正しい管理のもと投与されれば大きな問題はありません。計画的に分娩日を決めている場合はその日にフォーカスを当て、身体と心の準備を整えておきましょう。(内科看護師)

陣痛誘発の時期については医師が慎重に判断しますが、通常は42週を超えないように進めるようです。陣痛誘発剤を使用する際は医師がきちんと調整するため、大きな心配はないでしょう。


2017/03/29

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