出産予定日

高齢出産で早産が心配。運動はどの程度すればいいの?

安定期に入り経過が順調なら、ある程度身体を動かすよう医師からも指示されるようです。しかし、高齢出産のため様々なリスクを心配して思うように運動が出来ないという相談者の方に対し、専門家達はどのようにアドバイスしているでしょうか。

プレママからの相談:「早産が心配で運動不足。身体を動かさないことのデメリットは?」

36歳で初めて妊娠し、現在お腹の子が元気に生まれてきてくれることだけを願っています。高齢出産による胎児へのリスクはよく耳にしますが、出産に関してもリスクがあるのでしょうか?経過は順調ですが早産がとにかく心配で、安定期に入った今もあまり身体を動かせていません。しっかり予定日までお腹の中で育ててあげたいですが、身体を動かさない方が出産時のリスクを高めるのでしょうか?また、 運動はどの程度まで大丈夫でしょうか?(30代・女性)

運動不足は難産になることも

運動不足だと急激な体重の増加や股関節が開きにくい、体力不足などで難産になることもあります。出産は全身の力を必要としますし、柔軟な身体の方が安産となりやすいようです。

心配な気持ちは分かりますが、妊婦の運動不足は体重の増加や分娩時に体力がない、股関節が硬く開きにくいなど難産になることもあります。(産科看護師)
妊娠中の運動はとても大切で、高齢出産の場合も例外ではありません。妊娠中はお腹が大きくなるにつれて行動を制限され、どんどん筋力や体力が減少してしまいます。運動不足による筋力の低下は腰痛を起こしたり、関節が硬くなって身体の柔軟性を低下させたりします。分娩時に赤ちゃんを押し出すには全身の力や長時間の陣痛に耐える体力が必要ですし、子宮を広げて赤ちゃんの通り道を作るには身体の柔軟性も大切です。(看護師)

家事に加え30分程度のウォーキングなど

無理は禁物ですが、体調がよければ普段の家事に加えて30分程度のウォーキングなどを行うと良いでしょう。適度な運動は血行を促進させ、むくみ予防にもなるそうです。

予定日が近づくと、更に身体を動かすよう言われるでしょう。近所に歩いて買い物に行ったり、家の中でもストレッチなどを行ったりしてください。目安としては、普段の家事に加えて30分程の運動です。お腹が張ったり出血がある時は無理に動かず、安静にして様子を見てください。身体を動かすことで気分転換にもなって、体重増加を防ぐこともできます。(産科看護師)
運動することで身体の血行が良くなり、むくみや下肢静脈瘤などの合併症予防にもなります。運動は、妊婦体操や妊婦ヨガ、ウォーキングなどが良いでしょう。赤ちゃんはお腹の壁を通して光や音を感じているので、特にウォーキングは赤ちゃんにとっても良い刺激になります。複式呼吸を意識し、始めは30分程度の短い時間から始めましょう。お腹の張り等があらわれた場合には中断し、医師に相談しましょう。(看護師)

安定期に入り順調なら、少しずつでも身体を動かす習慣をつけましょう。妊娠中は筋力も低下してしまいますが、出産は多くの体力を必要とします。出来る範囲で、ウォーキングなどを行ってみてはいかがでしょうか。


2017/03/29

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