出産予定日

2017/03/29

成長速度がゆっくり。やはり1週間早めに生まれたせい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

成長速度がゆっくり。やはり1週間早めに生まれたせい?

予定日より1週間早く生まれてきたせいか、首すわりやハイハイが遅いと心配するママに、専門家達はどのようにアドバイスしているでしょうか。

2児のママからの相談:「1週間早く生まれたことが、成長にどの程度影響する?」

上の子は予定日通り40週で生まれましたが、下の子は早くから切迫早産で安静生活を続けました。結果、早産にはならず1週間早めの38週6日で生まれました。やはりお腹に長くいた子の方が、成長速度は速いのでしょうか?よくお腹の中の1日は、外での何日分にもなると聞きます。2人目は1人目に比べると首座りやハイハイなど全て平均して2カ月ほど遅いので、生まれた時期が関係するのか気になります。(30代・女性)

正期産なら成長上の大きな問題はない

37週以降の正期産で生まれてきたなら、成長する上で大きな問題はないようです。発達速度は個人差が大きく、兄妹でも同じように成長するとは限りません。明らかに気になる点がなければ、1週間早くても特に心配する必要はないそうです。

小さな細胞が約10カ月で人の身体になり外界で生きていけるまでに成長するため、お腹の中では急激なスピードで成長しています。しかし切迫早産でも38週を待ってからの出産なら、正期産といって正常分娩でその後の発育には問題ありません。(産科看護師)
幼児期は身長が伸びて体重も増え、言葉も覚えてどんどん成長しますが、生まれて間もない子どもの成長には個人差があります。皆が育児書通りに成長しないのと同じで、その子のペースがあるので極端に発達障害を疑うような症状がなければ心配ないでしょう。兄妹でも違いますし、他の子と比べずお子さんの成長を見守ってください。(産科看護師)
正期産(妊娠37~42週未満)で産まれ、低出生体重児(2500g以下)でなければ、産まれた時期が1週間早くても成長速度に影響はないでしょう。成長速度は個人差が大きいので、これまで定期検診で指摘がなければそのまま様子を見てはいかがでしょうか。もし発達上気になる点があれば、小児科や発達障害支援センターに一度相談してみてください。(看護師)

早産は内臓機能も未熟な状態

体格が小さめだとしても、正期産での出産なら発育上は特に問題ないようです。それに対し早産の場合は、身体の大きさだけでなく内臓機能も未熟な状態で生まれてくるため、注意する必要があるとのことです。

早産の場合、お腹の中で十分な準備が整う前に生まれてきてしまうため、体格も小さく身体機能も未熟である可能性があります。例え体重が正期産児より多くても、早産児の場合は呼吸器系や消化器系など身体機能に問題があることがあります。そのため正期産児とは違い、予定日で月齢を考える「修正月齢」で成長を見る場合もあります。早産児でも成長はゆっくりですが、着実に他の子たちに追いついてきます。(看護師)

予定日より1週間早くても、正期産なら発育上の心配はないようです。身体が小さい、成長がゆっくりなど気になることがあったとしても、子どもの発達は個人差が大きいものです。特に目立って気になる点がなければ、長い目で見守りましょう。


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