出産予定日

予定日より1週間早い出産。その後の発育に影響が?

赤ちゃんが予定日通り生まれてくれれば安心ですが、少し早めに出産となることも珍しくありません。予定日よりも1週間早く生まれてきた場合、その後の発育に何か影響があるのかと心配するママに対し、看護師さん達からのアドバイスです。

3児のママからの相談:「予定日より早い出産を周囲から心配されますが、何か影響はある?」

年子で3人生みました。1人目は予定日の翌日、2人目と3人目は予定日より1週間ほど早く生まれましたが、3人とも3000g超えでとても元気に生まれてきてくれました。今のところ何の問題もなく健康に育っていますが、親戚から「予定日より早くて大丈夫なの?」と何度も言われます。予定日より早い出産は、今後何か発育に影響があるのでしょうか?(30代・女性)

予定日より早くても正期産なら問題ない

出産予定日はあくまで目安であり、予定日通りに生まれる方が珍しいようです。1週間早く生まれても正期産なら問題ないので、気にする必要はないとアドバイスいただきました。

臨月に入るといつ産まれても良いと聞いたことがあると思いますが、正期産といって妊娠37~41週での分娩は正常分娩になります(アメリカでは39週からに訂正されました)。この時期には赤ちゃんの身体機能や臓器は充分に発育しているため、正期産なら発育にも問題ありません。(産科看護師)
出産予定日はあくまで予測です。受精日が基準ではなく、生理開始日を0日と計算しておおよそ280日目に生まれるとしているだけで、赤ちゃんの成長にも個人差がありますし多少前後しても問題ないでしょう。(産科看護師)
正期産(妊娠37~42週未満)で体重も3000g台と問題なく元気に生まれたのなら、心配はいりません。そもそも、予定日に生まれる確率自体が5%未満だといわれています。周囲の言葉に影響されたり不安になったりすることもあると思いますが、一番近くで子どもを見ているのはママです。年子3人を育てているのだから、自信を持ってください。成長発達は、今後も定期検診でフォローしていきましょう。(看護師)

早産と過期産には注意が必要

正期産なら問題ないですが、早産や過期産の場合は注意が必要です。早産は身体機能が未熟な状態で生まれてくることが多く、過期産は胎盤機能の低下により母子共に様々な弊害が起こる可能性があります。

注意が必要なのは、妊娠22~36週6日までに生まれる早産と、42週を過ぎての過期産です。早産では赤ちゃんの身体機能が未熟なため、呼吸障害があったり体温調節が出来ずに保育器での成長管理になります。妊娠42週を過ぎると胎盤の機能が低下して羊水が減少してくるので、分娩を急がなければなりません。予定日の1週間前でしたら問題ないので、心配しなくていいでしょう。(産科看護師)
37週以前に産まれる早産や2500g以下の低出生体重児の場合だと、体格が小さい、呼吸器系・消化器系などの内臓機能や体温調節能力の未熟さなどが心配されます。しかし、正期産で十分な体重で生まれて今も元気に成長しているなら、神経質になる必要はありません。(看護師)

周囲の声が気になることもありますが、正期産で生まれ元気であれば何も心配する必要はないようです。自信を持って子育てしましょう。


2017/03/30

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