出産予定日

2017/03/30

前置胎盤の管理入院はいつから?胎盤の位置を治す方法を教えて

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

前置胎盤の管理入院はいつから?胎盤の位置を治す方法を教えて

前置胎盤は、全分娩の約0.6%に発症するようです。胎盤が子宮の出口を覆ったり一部を塞いで胎盤が出血を起こしやすく、産前から管理入院が必要になるようです。前置胎盤の診断と管理入院について、専門家にお聞きしました。

プレママからの相談:「前置胎盤で帝王切開になる可能性が…管理入院はいつから?」

前回の健診で前置胎盤気味と診断され、正直不安で仕方がありません。最悪の場合早くから管理入院をして帝王切開になると聞いたのですが、いつ頃までに治らなければ管理入院になるのでしょうか?出来れば帝王切開は避けたいですし、勤務先にも報告をしたいので時期を知りたいです。前置胎盤を治す方法があれば、教えてください。(20代・女性)

前置胎盤は自然に治る可能性も。妊娠31週が診断確定の時期

前置胎盤かどうかの最終的な診断は、妊娠31週以降になります。それまでに自然に治る確率は4割程度のようです。前置胎盤は自然に治る以外に治す方法はないので、31週になったら検査を受けて胎盤の状態を確認することが必要とのことです。

前置胎盤は胎盤が子宮の入り口を覆うため、出産の際に胎児が出るのに困難になります。前置胎盤の疑いがあっても、妊娠の週数が進むにつれ胎盤が子宮下部から上の方に移動することがあります。妊娠31週を過ぎても胎盤が子宮下部にある場合に、前置胎盤と診断されます。喫煙の習慣・高齢出産・帝王切開・人工妊娠中絶の経験がある場合は、前置胎盤になる確率が高くなります。(看護師)
残念ながら、前置胎盤の治療法はありません。しかし、妊娠30週までにお腹が大きくなると伴に胎盤が上がっていき、自然に治癒する可能性はあります。そのため前置胎盤は、妊娠後期になって確定されます。妊娠28週目で前置胎盤であると言われた場合は、60%程度の確率でそのまま前置胎盤が確定すると言われています。(看護師)

管理入院は妊娠32週~、出血に注意して安静に

前置胎盤に伴う管理入院は、妊娠32~33週からが目安とのことです。前置胎盤の場合胎盤からの出血を起こしやすく母子共に影響を受けますから、安静に過ごして緊急時にすぐ対応出来るよう入院を勧められるケースが多いようです。

前置胎盤の疑いがあり少量の出血が見られたり、妊娠30週を経過しても前置胎盤が改善していなければ管理入院となります。入院の時期は、妊娠32週~妊娠33週頃を目安にしておくといいでしょう。また前置胎盤を治す方法はなく、手術や薬などで治せるものではありません。出血を起こさない為に、安静を心がけることが重要です。(看護師)
前置胎盤は多くの場合、帝王切開による出産となります。帝王切開では出血が多くなる場合があるので、事前に自己血を貯蔵(自己貯血)するなど、出産に必要な準備をゆっくり進めていきます。分娩の方針は担当医や病院の方針によっても異なりますので、胎児の成長や胎盤・子宮の状態の経過を見ながら担当医と相談していきましょう。(看護師)

前置胎盤となると出産の準備の仕方も変わってきますので、とても不安ですよね。もし前置胎盤と診断された場合は、安全に出産するために32週を目安に管理入院になるようです。少量でも出血が見られた時は、直ぐに受診しましょう。


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