アルコール

2015/03/31

飲み会のあとに妊娠判明!赤ちゃんにアルコールの影響は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

飲み会のあとに妊娠判明!赤ちゃんにアルコールの影響は?

妊娠中のアルコールは厳禁と知ってはいてもお酒を飲んだあとに妊娠がわかるということもあります。今回の相談者さんもそんな1人。心配で仕方ない彼女に専門家からはどんな答えが寄せられたでしょうか?

プレママから飲酒の相談:「気づかずお酒を飲んでしまいました…」

妊娠7週目です。2週目あたりに妊娠に気づかず、お酒を飲んでしまい、後悔しています。コップ2杯程度ですが、妊娠初期の1度の飲酒でも赤ちゃんに影響ありますか。妊娠中の飲酒はどんなリスクがあるのでしょうか。(20代・女性)

妊娠ごく初期なら影響がない可能性も。

早い時期だと胎盤が未完成のため、それほど心配しなくてよいとの声が寄せられました。

妊娠に気づかず飲酒してしまう人は多いです。妊娠中の飲酒の安全量は確立はされていないので「少量なら良い」ということはできません。妊娠中のアルコール摂取の胎児への影響は一度にどのくらい飲んだか、ということよりも週に何回飲んだか、といった飲酒パターンが関与すると考えられています。妊娠2週目に1度お酒をのんでいても、その後すぐやめたのなら赤ちゃんに影響はないと考えられます。(産科・婦人科看護師)
繰り返し大量に飲んだのでなければ心配ないでしょう。妊娠のごく初期は胎盤形成前で、血液を通じて赤ちゃんに影響を及ぼすことはないと考えられています。(一般内科看護師)
胎盤は妊娠14~16週ころに完成します。完成前は卵黄のうから栄養が送られ、完成後は赤ちゃんはへその緒で繋がります。胎盤を通じて栄養や酸素が送られるようになると、赤ちゃんはぐんぐん成長します。このころには血液や胎盤を通じてアルコールも赤ちゃんに直接送られるため、アルコールの摂取は控える必要があります。(一般内科看護師)

妊娠中の飲酒は赤ちゃんの障害の原因に。妊娠に気づいたら禁酒を。

妊娠中の飲酒は赤ちゃんに障害をもたらすことも。治療法はないものの妊娠中の禁酒で防げるとの意見がありました。

妊娠判明後も飲酒を続けると、当然、赤ちゃんに悪影響です。内臓が未熟で成長過程の子供が飲酒するようなものです。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃんの身体は小さく、アルコールの免疫もないため、影響を受けやすく、発達も遅くなります。(一般内科看護師)
妊娠中の飲酒は赤ちゃんの腎・肝機能障害を起こしたり、流産や死産を招きやすく、胎児性アルコール症候群のリスクが高まります。 胎児性アルコール症候群とは、赤ちゃんの奇形や成長障害が起こり、低体重や低身長の子供が産まれたり、言語障害や知能障害を起こすものです。(産科・婦人科看護師)
胎児性アルコール症候群の治療法はなく、障害をもって生まれた子は、一生、その障害を抱えることになりますが、妊娠判明後すぐに禁酒すれば100%予防できます。妊婦さんのストレス解消に少しくらいの飲酒ならよいとの声もありますが、どれくらいなら大丈夫という基準はなく、妊娠中の飲酒はやめた方がよいでしょう。 (産科・婦人科看護師)
肝心なのは今後の飲酒を控えること。妊娠初期の飲酒を気にしすぎるとかえってストレスです。今後の赤ちゃんのことを気にかけてあげてください。(一般内科看護師)
カフェインを含むコーヒーや紅茶も控えましょう。妊婦さんにはよくないハーブティーもあります。(産科・婦人科看護師)

妊娠に気がついたら、それからはアルコールを飲まないという選択がお母さんとして赤ちゃんを守る手段の一つ。専門家のアドバイスを参考に今後は禁酒しましょう。


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