排卵日の基礎

排卵予測がうまくいかず、不妊治療すべきか悩む

妊娠を希望している場合、排卵日の予測は大切です。基礎体温や排卵チェッカーを使った排卵予測がうまくいかないことに悩む女性からの相談に、専門家はどのように答えているでしょうか。

排卵予測に関する相談:「基礎体温や排卵チェッカーで、うまく予測が出来ません。病院に行くべきか悩みます」

35歳の時に排卵を予測して妊娠、第1子を出産しました。36歳の時に3~4カ月くらい排卵チェッカーで予測し妊娠するも、8週で流産しました。現在38歳になり排卵チェッカーと基礎体温で予測していますが、妊娠には至らない状態です。今まで生理は順調でしたが、先月は10日も遅れました。今月は排卵チェッカーの反応はイマイチで、基礎体温では予測が出来ない状態です。何が悪いのかイライラして、病院に行くべきか悩んでいます。(30代・女性)

乱れやすい生理周期

生理周期は体調やストレス等に影響され、乱れやすいものです。

排卵はその時の体調やストレスでも前後するため、生理周期が乱れることもよくあります。一般的に25~38日の周期であれば、生理時不順とは判断されません。(産科・婦人科看護師)
基礎体温表や排卵チェッカーは排卵日を予測するには有効な方法ですが、その時の体調や外的要因にも左右されることがあります。また不規則な生活や乱れた食習慣、ストレスなども不妊の原因となります。卵子の寿命は排卵が起こってから24時間程度で、精子は3日~4日と言われています。(看護師)

生理予定日から排卵日を推測してみて

基礎体温や検査薬を使った予測が難しい場合は、生理予定日から逆算して推測するよう教えてくれました。

低温期と高温期の差が0.3~0.5℃以上あり、きちんと2相に分かれていれば排卵が起きていると考えられます。通常体温が最も下がった前後で排卵が起きますので、その頃に排卵検査薬を使用してください。陽性が出れば24~48時間以内に排卵が起こると考えて、タイミングを計ってください。基礎体温も検査薬も目安にならないのでしたら、次の生理予定日から2週間前が排卵日と考えてください。(産科・婦人科看護師)

受診の検討も

年齢を重ねると自然妊娠の確率が下がるため、病院の受診も検討するようアドバイスがありました。

30代前半では自然妊娠の確率が25~30%に対し、35歳を過ぎると10~15%にまで低下しますので自然妊娠しにくい状態になっているとも考えられます。次の妊娠を希望されるのでしたら、病院を受診した方がいいかもしれません。(産科・婦人科看護師)
年齢が高くなると卵巣機能が低下して、さらに妊娠する確率が低くなります。卵巣機能に問題があって妊娠に至らないこともあるので、原因が分からない時はきちんとした検査を受けて原因を知ることから始めてください。現在医療機関で相談されていないのなら、一度不妊専門病院で相談してはいかがでしょうか。イライラなどの精神的なストレスも不妊の原因になるので、妊娠しやすい身体を作るためにも医師やカウンセラーに相談してください。(看護師)

生理周期は体調などに左右され、乱れやすいです。基礎体温や検査薬で排卵日の予測が難しい場合は、生理予定日から逆算するといいでしょう。年齢を重ねると自然妊娠の確率は下がるため、妊娠を希望している場合は専門家への相談もご検討ください。


2017/04/02

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