妊活の基礎

基礎体温は二相に分かれているのに妊娠しないのは何が原因?

基礎体温が二相に分かれていてもなかなか妊娠しないのは、何が原因なのでしょうか。今回は、30代の男性からの相談です。夫婦で妊活に励んでいる男性ですが、妻の基礎体温はきれいな二相に分かれているにも関わらず妊娠に至らないと悩んでいます。専門家からは、どんな回答が寄せられたのでしょうか。

妊娠についての相談:「基礎体温が二相でも排卵していないことってある?」

夫38歳妻34歳、不妊3年の夫婦です。この1年は基礎体温を付けており、妻の体温は見本のようにきれいな二相です。低温期と高温期の移り変わりがはっきり分かるため、移行直前から移行期にかけてタイミングを取っているものの妊娠に至りません。二相でも排卵していないことはあるのでしょうか?排卵していても妊娠に至らない時は、専門医に相談した方がいいですか。(30代・男性)

二相なら排卵しているはず。排卵していても妊娠しない場合も

二相になっているのであれば、排卵は起きていると考えていいようです。それでも妊娠しないのは、何らかの障害がある可能性があります。

排卵日を知るために、アプリの計算や基礎体温、排卵検査薬を使用する方法があります。基礎体温の場合、最も体温が下がった前後に排卵が起こります。排卵はその時の体調やストレス等でも前後するため、確実にこの日が排卵日と特定するのは難しいです。(産科・婦人科看護師)
あらかじめ精子が子宮内で待機している方が妊娠しやすいことから、妊娠しやすい時期は排卵2日前・前日・当日・翌日の順になります。(産科・婦人科看護師)
基礎体温表を記録しながら、タイミングを見計らう人は多いと思います。基礎体温が高温期と低温期の二相に分かれていれば、排卵していると言われます。ホルモンのバランスが整っていれば二相になりますが、それでも排卵に障害がある場合は妊娠しないことがあります。(一般内科看護師)

男性不妊の可能性もあるため、出来るだけ早めに夫婦で受診を

男性側に原因がある可能性もあるため、夫婦で病院を受診しましょう。年齢が若い方が、妊娠する確率は高くなります。

タイミングを計っても妊娠に至らない場合は、他の原因があるかもしれません。男性側が原因の場合、無精子症・乏精子症・射精不全・生殖器の疾患などが考えられます。原因を特定するためにも、一度ご夫婦で病院を受診してください。(産科・婦人科看護師)
排卵はあっても放出された卵子が卵管でうまくキャッチ出来なかったり(ピックアップ障害)、卵管閉塞のように卵管が詰まっていると、精子が卵管に着床することが出来ません。また、卵胞は大きくなっていても排卵が出来ない無排卵などの卵巣障害であることも考えられます。(一般内科看護師)
排卵障害の他にも男性側の問題や、ストレス、生活習慣なども妊娠に関係します。年齢が高くなると卵巣機能が衰えてくるので、妊娠を望む場合は早めに専門病院で原因を調べてもらった方がいいでしょう。不妊治療は、年齢が若い時に始めた方が成功率が高くなります。(一般内科看護師)

二相に分かれていれば、排卵していると考えてよさそうです。それでも妊娠しないのは、何らかの障害が考えられます。男性不妊の可能性もあるため、夫婦揃って一度病院を受診してみましょう。


2017/04/02

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