産後の骨盤

産後の骨盤矯正は、どれくらいまで続けるべき?

産後、位置がズレてしまった骨盤を戻すためは矯正することが大切です。骨盤矯正を続ける期間についての相談に、専門家達はどのように答えているでしょうか。

産後の骨盤矯正に関する相談:「産後、骨盤矯正があまり出来ず歪んでいます。どのくらい続けるべきだったのでしょうか」

1人目の出産の時に、周りから「産後は身体の形が崩れるから、骨盤矯正を必ずした方が良い」と言われて、骨盤を締める骨盤矯正用の腹帯を買って付けていました。しかし産後は体調が悪くて締め付けることで気持ち悪くなることもあり、1カ月程でやめてしまいました。授乳で姿勢が悪くなったこともあるのでしょうが、骨盤が正常より少し歪んでいるようです。骨盤矯正は出産後、どのくらい続けるべきだったのでしょうか?(30代・女性)

矯正に効果的な期間は、産後1~6カ月の間

産後1カ月は安静に過ごしましょう。骨盤矯正は、1カ月を過ぎてから6カ月になる頃までが、最も効果的なようです。

産後の骨盤矯正は、産後1カ月から産後6カ月の間が最も効果的な時期と言われています。この時期の骨盤のじん帯は柔らかくしなやかになっており、骨盤矯正をして元の位置に戻すには絶好のタイミングです。逆に、産後1カ月間は骨盤矯正を始めて骨盤を閉めると、悪露が出にくくなり長引いてしまいます。子宮や身体の回復が遅れる可能性があるので、安静に過ごした方がいいでしょう。(産科・婦人科看護師)
骨盤矯正は、産後2カ月頃からはじめて半年が経過する頃まで行うと良いでしょう。産後の床上げという言葉を聞いたことはありませんか?女性の身体は、妊娠から出産まで長い時間をかけて変化していきます。産後も同じで、出産したらすぐに元通りにはならず、安静にして骨盤が元の位置に戻るのを助ける必要があります。(看護師)

骨盤の歪みは体型に影響する

骨盤が歪むと体型の崩れにつながる理由について、教えてくれました。

産後安静にしないで過ごすと骨盤の位置が歪んだまま固まりますので、骨盤矯正グッズなどが販売されています。骨盤の位置が正しい位置に戻らないと、本来のあるべきところに内臓が収まらないため、体型や姿勢に影響が出てしまいます。他にも代謝が落ちて、その結果痩せにくい原因にもなると言われています。(看護師)

諦めずにケアを続けて

産後6カ月を過ぎてもケアを続けるよう、アドバイスがありました。

産後6カ月を過ぎると、骨盤が固まってきます。しかし産後6カ月以上過ぎていても、全く骨盤が戻らないわけではありません。矯正期間は長くなりますが、歪んだまま固まった骨盤でも矯正出来るので、諦めず骨盤ケアを行いましょう。(産科・婦人科看護師)

骨盤の位置がズレたまま放置すると、内臓があるべき位置に収まらないため体型や姿勢に影響が出てしまいます。骨盤矯正は、産後1~6カ月の間が最も効果的とされていますが、その後の時期でも骨盤ケアの効果は出るので諦めずケアを続けましょう。


2017/04/06

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