おりもの

産後おりものの量が多く、においが気になる

おりものはホルモンバランスの影響を受けるため、妊娠中は量が増えます。しかし、産後しばらく経った後もおりものの量が多い場合、何か異常が考えられるのでしょうか。産後のおりものについて、専門家に相談しました。

30代女性からの相談:「妊娠中からおりものの量が増え、産後も治まらない。においもキツイ気が…」

元々生理不順です。普段のおりものの量は普通で、においもあまりなく無色透明です。しかし、妊娠中はさらっとしたおりものが増え、おりものシートを何回も替えるほど量が多くなりました。出産後は治まると言われましたが、授乳期を終えてもおりものの量は多いままです。生理前などは特に多くなり、前よりもにおいがキツい気がします。出産するとおりものの量が増えるのでしょうか?(30代・女性)

産後はおりものの量が増えやすい

産後の身体は出産前と全く同じように戻る訳ではなく、ホルモンのバランスが崩れているのかもしれません。産後は、おりものの量やにおいが変化する方が多いようです。正常なおりものかどうか、色やにおいを確認してみましょう。

産後はホルモンバランスが大きく変化するため、おりものの量が増える方はたくさんいます。また、生理前や排卵期におりものが増えることはよくありますが、白色~透明でしたら心配ありません。(産科婦人科・看護師)
産後はホルモンバランスが不安定になりやすく、妊娠前よりおりものの量が増えることがあります。またホルモンバランスの崩れにより膣内の環境が変化し、自浄作用が低下すると膣内が炎症を起こしやすくなります。そのため、出産前よりおりもののにおいがきつくなることもあります。少し酸っぱい臭いで透明~乳白色で、下着に付着して乾燥すると白っぽく、またはやや黄色っぽくなるのであれば正常なおりものです。(産科婦人科・看護師)

おりものの色やにおい・量が気になる時は受診を

細菌感染や排卵の異常・子宮や卵巣の病が隠れていると、おりものの色やにおい・量に変化が見られることがあるようです。また、おりもので陰部が不潔にならないように清潔を心がけましょう。

生理周期に関係なくおりもののが多い場合は、無排卵が考えられます。黄色~緑色・白くてもポロポロしたおりものですと感染症を疑い、生理周期に関係なく血液が混ざる場合は不正出血とみなします。においはやや酸っぱいにおいですが、異臭を伴うようでしたら感染症を疑います。量が多い時は、おりものシートをこまめに取り替えて陰部が不潔にならないようにします。量が普段よりも多いと感じる時は、病院を受診してください。(産科婦人科・看護師)
悪臭があったり、黄緑色や茶褐色、膿のようなおりものや固くてボソボソしたおりものの場合や外陰部に痒みがある場合は、早めに受診したほうがいいでしょう。おりものが多い場合は、こまめに下着を取り替えたり、パンティーライナーなどを使用して清潔を保ちましょう。(産科婦人科・看護師)

おりものの量が多いと清潔にするのも大変ですし、何かの病気なのではと心配になりますよね。何かの病気が隠れていることもあるので、気になる症状があれば早めに受診しましょう。


2017/04/08

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