チョコレート嚢胞

チョコレート嚢胞はなぜできる?癌化する可能性は?

卵巣に腫瘍ができるチョコレート嚢胞ですが、ほとんどは良性であることが多いようです。チョコレート嚢胞ができる原因や症状について、また、できてしまったチョコレート嚢胞が癌になる可能性はないのかどうか、専門家達に尋ねてみました。

チョコレート嚢胞についての相談:「チョコレート嚢胞は、再発や癌化することはないのでしょうか」

1人目の子どもを帝王切開で出産した際、チョコレート嚢胞が見つかりました。出産した時は赤ちゃんの世話と手術が成功したことであまり深く考えませんでしたが、今になってなぜチョコレート嚢胞になったのか気になります。原因は何だったのでしょうか?再発や癌化する可能性について、また日常生活で気を付けることなどがあれば教えてください。(40代・女性)

チョコレート嚢胞の明確な原因は不明

チョコレート嚢胞については様々な説があるようですが、はっきりとした原因についてはまだ明確になっていないようです。

チョコレート嚢胞は卵巣の中に嚢胞ができて、古くなった子宮内膜が蓄積されていきます。生理がくる度に子宮内膜が剥がれ落ちますが、チョコレート嚢胞では剥がれ落ちたものが卵巣内に溜まり酸化して黒くなります。(内科看護師)
チョコレート嚢胞ができる原因については明確になっていませんが、生理の時の血液が腹腔内に逆流するためや先天的なもの、ホルモンの関係やアレルギー等が関係しているようです。中でも、卵胞ホルモンにより子宮内膜が増殖することが有力な原因のようです。(内科看護師)
チョコレート嚢胞は、原因がはっきりと分かっていないません。エストロゲンというホルモンの関係や、生理時の血液が逆流することなど考えられる原因はいくつかあるようです。(循環器内科看護師)

不妊症や卵巣癌の原因になることも

チョコレート嚢胞は、時に不妊症や卵巣癌の原因となることもあるので、定期的に婦人科検診を受けることが大切です。ホルモンバランスの乱れを防ぐため、バランスの良い食事を摂り生活習慣を整えましょう。

チョコレート嚢胞は、卵巣の内部に発症して卵巣が肥大する傾向にあります。そのほとんどは良性ですが、不妊症のほか稀に卵巣癌に進展することがあります。定期的にエコーなどで検査をして下さい。(内科看護師)
チョコレート嚢胞は、再発したり癌化する可能性がゼロではありません。子宮内膜症が卵巣に発生した場合にでき、内膜症の症状はホルモンバランスの乱れも関係していると考えられています。そのため、バランスの良い食事や適度な運動、身体を冷やさない、禁煙などが予防につながります。また、婦人科検診を定期的に受けることも早期発見につながります。(循環器内科看護師)

チョコレート嚢胞のほとんどは良性のようですが、どんどん大きくなってくると癌化する可能性もあります。生活習慣を整えて、定期的に婦人科検診を受けることも忘れないようにしましょう。


2017/04/09

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