無排卵

基礎体温の高温期と低温期にあまり差がない…もしかして無排卵?

基礎体温の高温期と低温期が2相に分かれると排卵日が分かると言いますが、両者にあまり差がない場合は排卵が起きていないのでしょうか。今回は30代の女性からの相談です。基礎体温が2相に分かれず、病院に行くべきか悩んでいます。専門家からは、どのような回答が寄せられたでしょうか。

妊活中の女性からの相談:「高温期と低温期の差がなくて不安です」

早いうちに子どもが欲しいと思い、基礎体温をつけ始めました。しかし高温期の体温が低く、低温期と高温期の差があまりない状態で排卵日の予測が難しいです。毎月ほぼ予定日通りに生理は来ますが、ちゃんと排卵されているのか心配です。排卵していないこともあるのでしょうか?若くないので、妊娠できるのかとても不安です。病院で検査をしてもらった方がいいでしょうか。(30代・女性)

高温期は36.7℃以上、低温期は36.7℃以下が目安。差が0.3~0.5℃ないと無排卵の可能性が

低温期と高温期の差が0.3~0.5℃あれば、排卵は起きていると考えられます。高温期は36.7℃以上、低温期は36.7℃以下が目安です。

基礎体温がきちんと高温期と低温期の2相に区別されれば、排卵が起きていることになります。高温期の体温が低くても、低温期と高温期の差が0.3~0.5℃で2相に分かれていれば、排卵が起こっていると判断できますが、低温期と高温期の区別がつかない場合は無排卵と考えられ、生理が来ても無排卵の場合があります。(産科・婦人科看護師)
基礎体温が2相に分かれていれば、ホルモンバランスが良い状態です。基礎体温の温度は個人差がありますが、高温期では36.7℃が理想的と言われています。低温期では36.7℃以下が目安となり、排卵がある場合には高温期と低温期の温度差が0.3~0.5℃です。高温期は約2週間続きます。(一般内科看護師)

定期的に来ても無排卵月経のことも。排卵検査薬を併用して早めに不妊治療を

生理は来ていても、無排卵月経の場合もあります。基礎体温の記録と合わせて、排卵検査薬も使用してみましょう。

毎月生理が規則的に来ても、排卵されない無排卵月経の場合もあります。卵巣に問題がある状態を放置すると、卵巣機能が低下して妊娠しづらくなります。不妊治療は年齢が高くなるに従い成功率が低くなるため、治療するなら早い時期を検討した方が良いでしょう。年齢が低い時に始めれば、それだけ成功率も上がります。(一般内科看護師)
より確実に排卵日を特定したいなら、基礎体温と合わせて排卵検査薬も使用した方がいいでしょう。説明書通りの検査法・判断法で行い、はっきりした陽性が出たら24~48時間以内に排卵が起きます。陽性が出たら、タイミングを図ってください。(産科・婦人科看護師)
生理が規則的に来るなら、次の予定日2週間前に排卵が起こると考えてタイミングを計りましょう。基礎体温はわずかな身体の動きでも左右されるため正確に測定できていないことも考えられますが、心配なら病院を受診してください。(産科・婦人科看護師)
不妊の原因にはストレスや無理なダイエット、飲酒や喫煙なども関係します。基礎体温表を持参して、産婦人科医などの専門医を受診してください。(一般内科看護師)

生理が定期的に来ていても、無排卵の場合もあるようです。年齢とともに不妊治療の成功率は下がるため、早めに病院で相談しましょう。ストレスやダイエットなどが影響することもありますので、生活全般の見直しも心がけましょう。


2017/04/12

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