産後の骨盤

産後の骨盤矯正…10カ月経ってから始めてもまだ間に合う?

産後しばらくは初めての育児に追われ、なかなか休む暇もないのではないでしょうか。今回の相談者さんもそんな一人です。産後10カ月経ってようやく骨盤矯正をしなければと思い立ったようですが、今からでも間に合うかと悩んでいます。専門家からは、どのような回答が寄せられたでしょうか。

産後の体調についての相談:「10カ月経ってからでも骨盤矯正は可能でしょうか」

まもなく産後10カ月です。産後の骨盤矯正が大切だと本やインターネットでもよく見ましたし、周りからも言われていました。私も骨盤ベルトを買おうと思いながら、ついつい忘れて今に至ります。母乳育児のわりになかなか痩せられず、特に腰回りが妊娠前より肉がついた気がします。これから骨盤ベルトや整体の骨盤矯正に通っても間に合うでしょうか。出産から時間が経っている場合の対処法を教えてください。(20代・女性)

最適なのは6カ月以内。時間が経っても矯正は出来るが時間がかかる

妊娠で広がった骨盤は時間をかけてゆっくりと戻るため、骨盤矯正は6カ月頃までが最適と言われます。これを過ぎても矯正は可能ですが、6カ月以内の場合に比べると時間がかかります。

産後の骨盤矯正は産後1カ月以上経過後、2カ月頃を目安に6カ月までが最適と言われます。妊娠中に子宮が大きくなるのと同時に骨盤は広がり、出産してもすぐに元には戻りません。少しずつ時間をかけて本来の位置に戻ります。(循環器内科看護師)
産後6カ月は、骨盤を支えるじん帯がホルモンの影響で緩んでいるため、効果的に矯正しやすい期間です。この期間を過ぎると骨盤矯正が出来なくなるわけではありません。ただし産後6カ月以上を過ぎたり何年か経過した場合は、一度固まった関節やじん帯を緩めてから矯正していくため、産後6カ月以内の矯正よりも時間がかかります。(産科看護師)

対処法には骨盤ベルトやヨガなども。良い姿勢を心がけることも効果的

骨盤矯正には様々な方法がありますが、普段から良い姿勢を意識して保つことも効果があります。産後からしばらくしてからの矯正は時間がかかるため、長く続けられる方法を見つけましょう。

骨盤ベルトや整体に加えて、骨盤や姿勢に関係する大腰筋や内転筋群、脊柱起立筋などのインナーマッスルを鍛えましょう。また、ストレッチをすることによって関節の可動域を広げ、筋肉の柔軟性を高めると良いでしょう。日頃から良い姿勢を心がけ、悪い姿勢は改善していくことが大切です。(産科看護師)
骨盤矯正以外にベルトやガートルをつけたり、ヨガを行なう方法があります。経済的な負担もありますし、近隣にそのような施設があるとも限らないので、無理なく続けられる方法で行ないましょう。産後6カ月以上経過した場合、ズレた状態で骨盤が固まるため、時間が経過してから矯正するのは大変かもしれません。施術を受ける施設で相談してください。(循環器内科看護師)

産後から時間が経つと矯正に時間がかかりますが、出来ないわけではありません。インナーマッスルを鍛えたり、筋肉の柔軟性を高めること、また日ごろから意識して正しい姿勢を心がけましょう。


2017/04/13

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