葉酸をサプリメントでとる

2015/04/01

葉酸サプリ。妊娠前・妊娠中の摂取量が知りたい!

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

葉酸サプリ。妊娠前・妊娠中の摂取量が知りたい!

妊娠中、赤ちゃんの脳や神経など特に大切な部分が形成される時期、葉酸は必要不可欠な栄養素です。妊娠前~妊娠中にかけてどの程度の葉酸が必要なのか、看護師さんや保健師さんたちのアドバイスをみてみましょう。

葉酸の摂取量についての相談:「妊娠前~妊娠中、葉酸サプリはどの程度飲めばよい?」

2人目妊娠希望の34才です。1人目はわりと早く妊娠できたものの、年齢のせいか2人目はなかなか妊娠に至りません。妊娠前から葉酸サプリメントを服用するとよいと聞きますが、どの程度の量を飲めばよいのか、妊娠してからも継続した方がよいのかがわかりません。また過剰摂取になってしまった場合、どのような悪影響があるのでしょうか。(30代・女性)

神経管閉鎖障害発症リスク低減や、貧血予防のために妊娠中も継続を!

葉酸は妊娠初期に特に必要ですが、貧血予防のため妊娠期間中通して摂取した方がよいでしょう。葉酸は体内に蓄積されにくいため、過剰摂取のリスクについてはそれ程心配ないようです。

葉酸は、赤ちゃんの脳や神経を作る上で欠かせない栄養とされています。胎児の脳や神経は妊娠初期に作られるため、妊娠初期は特に必要です。妊娠初期を過ぎてからは心がけて摂る必要はないのですが、葉酸は赤血球を作る働きをするので、貧血予防のため妊娠中はも摂取した方がよいでしょう。(産科看護師)
神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるため、妊娠1カ月以上前から妊娠3カ月までの間、葉酸をはじめその他ビタミンなどを多く含む、栄養バランスがとれた食事をすることが大切です。(内科看護師)
葉酸の過剰摂取で、ママに蕁麻疹が出たり赤ちゃんが喘息を起こしやすいとも言われていますが、葉酸は体内に蓄積されにくく不必要なものは排泄されるため、過剰摂取の心配はほとんどありません。不足することの方が問題であり、一時的であれば摂りすぎても大丈夫でしょう。(産科看護師)

妊娠中は非妊娠時の約2倍の葉酸が必要!

非妊娠時と比べ、妊娠中は約2倍の葉酸を必要とします。葉酸は通常の食事から摂りすぎるということはないですが、サプリを併用の際は用量に注意してください。また葉酸以外にも、鉄分を多く含む食材で貧血を予防しましょう。

非妊娠者だと1日に0.2mg、妊婦だと通常の食事から摂る以外に0.4mgの葉酸が必要とされており、葉酸を多く含む葉物野菜で350g以上の量となります。普段バランスのよい食事をしていれば不足することはほとんどありません。葉酸は体内に蓄積されにくいため、毎日摂摂取することが望ましいといえます。 (産科看護師)
食品以外に栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂れば、神経管閉鎖障害の発症リスクが低くなると言われているようです。サプリメントは手軽さから過剰摂取につながりやすく、摂り過ぎるとビタミンB12欠乏症の診断が困難になるので、医師の管理下にある場合を除き1日1mgを超えない方がよいでしょう。購入の際は薬剤師に相談し、1日量を確認した上で服用しましょう。 (保健師)
葉酸以外にも、貧血防止のため鉄分を含むレバーや大豆製品なども摂りましょう。鉄分も身体に吸収されにくいため、緑黄色野菜や果物などビタミンを含む食品と一緒に摂るとよいでしょう。(産科看護師)

葉酸は妊娠初期だけではなく、妊娠期間中通して服用した方がよいでしょう。過剰摂取の心配はないようですが、サプリメント購入の際は医師や薬剤師に相談すると安心です。


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