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マイコプラズマ肺炎って移るの?学校に行かせても良い?

学校に通っているお子さんがいる相談者さんは、マイコプラズマ肺炎がどの程度移る病気なのかが気になっています。マイコプラズマの感染力について、専門家に聞きました。

7歳児のママからの相談:「マイコプラズマ肺炎ってどのくらいの感染力があるの?学校で移る?」

マイコプラズマ肺炎になると、咳が長引くと聞きました。もしマイコプラズマ肺炎と診断されるまで普通の風邪と勘違いして学校生活を送っていた場合、どの程度の感染力があるのでしょうか。マスクをしていても感染するのでしょうか。また、学校で座っている席の前後左右の周囲の子にも移る感染力があるのか教えて下さい。(30代・女性)

至近距離での接触で移る可能性が高い

マイコプラズマ肺炎を引き起こすマイコプラズマは、元々感染力の弱い病原体です。しかし、発病する前の潜伏期間のうちから人に移す可能性があります。特に家族や親しい人同士の至近距離の接触により、感染することが多いようです。

マイコプラズマは飛沫・接触感染ですから、一般的に1~2メートル以内の距離で感染する可能性があります。マイコプラズマ自体の感染力はさほど強くありませんが、潜伏期間中も人に感染します。数年に一度大流行することもあり、その意味では感染性が強いと言えます。病原体の排出は発症して約1カ月以上続くこともあると言われており、小児では感染しても免疫が作られにくく何度も繰り返すこともあります。(呼吸器科・看護師)
マイコプラズマの感染力は比較的弱いです。主な感染経路は飛沫感染で、咳やくしゃみをした際の唾により菌が飛びます。飛沫する距離は咳で3メートル、くしゃみで5メートルと言われています。そのため教室の真中の席ならクラスのほぼ半数に感染する可能性がありますが、全員に感染するわけではありません。むしろ、より近くで顔を合わせて過ごす家庭内の方が感染のリスクは高いです。(看護師)

マスクの着用と除菌を!

マイコプラズマの感染を予防する上で、マスクの着用はある程度効果があるようです。流行している時期には、こまめに手洗いや除菌をしたりマスクの着用を心がけましょう。

マイコプラズマは、ウイルスや細菌ではなく病原性微生物なので石鹸やアルコールで除菌出来ます。予防としては感染者との接触を控え、なるべくマスクを着用してうがい手洗いを心がけることです。マスクをしても、隙間があれば意味がありません。家庭内に感染者がいる場合は食器やタオルの共用は避け、ドアノブやリモコンなど複数の人が触れる部分はアルコールで除菌してください。(呼吸器科・看護師)
マイコプラズマは飛沫感染ですから、マスクをすればある程度感染の可能性は低下します。(看護師)

マイコプラズマの感染力は強くないとはいえ、学校など人の多い場所では移されてしまうこともあります。手洗い・うがい・マスクの着用・しっかり休むなど、早めの対策を心がけ予防しましょう。


2019/10/01

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