卒乳

2015/04/02

おっぱいをあげて泣き止ませていても、卒乳できますか?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

おっぱいをあげて泣き止ませていても、卒乳できますか?

仕事復帰のため、1歳頃を目途に卒乳を考えるママも多くいます。一方で赤ちゃんにとって、授乳はママと安心して過ごせる大事な時間でもあります。卒乳で悩むママからの相談に産婦人科の看護師さん達の答えは。

卒乳を考えているママからの相談:「おっぱいで泣き止ませるのは、いつまで続けていい?」

泣いたらおっぱいをくわえさせるという行為をいつまで続けてよいのか悩んでいます。新生児から続けてどんどん月齢が経ち、もうすぐ1歳です。粉ミルクや離乳食も食べるようになりました。以前に比べれば母乳自体そんなに出ているとは思いませんし、割合も減ってきています。でも泣き止むので外出時や夜中もあげてしまいます。2歳までには卒乳も考えているのですが、どのタイミングで止めるべきか悩んでいます。(30代、女性)

卒乳は母乳以外で食事や水分が足りていることが前提です

離乳食が進むにつれ、自然におっぱいから離れていくケースが多いようです。

卒乳の時期は、1歳を目途にしたり、仕事復帰のためや、周りからの勧めなどで準備を始める方が多いようです。しかし、無理やり卒乳させる必要はありません。おっぱいを飲むのが目的でなく、お母さんとのコミュニケーションや安心感を求める場合が多いので、2歳位まではおっぱいをあげていてよいという考えも多くなってきています。(産婦人科看護師)
最近は、母子手帳からも断乳という言葉がなくなり、親の判断でおっぱいを止めるより、お子さんが自然におっぱいから離れる卒乳が理想とされています。断乳はお母さんの意思でおっぱいを止めること、卒乳はお子さん自らおっぱいから離れていくことです。お母さんの意思で断乳するときは、おっぱい以外で食事や水分をきちんと与えられていることが前提です。(産婦人科看護師)
卒乳まで「泣いたらおっぱい(をくわえさせる)」という方がほとんどです。離乳食が進んで食べられるようになれば、自然に「泣いたらおっぱい」はしなくてもよくなるというのがほとんどのケースのようです。(一般内科看護師)

子供がどうして泣いているのか考え、要求を満たしてあげましょう

子供が自然におっぱいから離れていくのが理想とはいえ、卒乳にも準備が必要です。

「泣いたらおっぱい」にも良くない点があります。赤ちゃんが何を要求しているのか分からないまま、赤ちゃんは満腹になって安心してしまうという点です。本当はどこかが痒いとか、暑いとか、何か伝えたいことがあるのかもしれません。卒乳までは続けても構いませんが、赤ちゃんが何を伝えたいのか注意して観察してみましょう。(一般内科看護師)
また「そろそろ止めようか?」「おっぱいよりご飯を食べるようにしようね」など、前もってお子さんにも心の準備をさせて下さい。泣き止ませるために便利だからと、おっぱいをくわえさせていては、いつまでも卒乳できないと思います。(産婦人科看護師)
泣いたときは、まずお子さんが何を要求しているか考え、お子さんの要求を満たすようにして下さい。不安なときなども、そばにいて、おっぱいを触らせたり、スキンシップをすれば安心するかもしれません。卒乳には個人差がありますし、お子さんの自我が目覚めれば自然に離れていきますから、周りと比較せず、焦らず準備して下さい。(産婦人科看護師)

栄養分や水分を母乳以外でとれるようになったら、子供と一緒に卒乳の準備を始めてみましょう。また、泣いている理由についてもよく観察し、要求を満たしてあげることも大切なようです。


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