妊娠中の生活

2015/04/04

双子の妊娠で、気をつけるべき点を教えて。

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

双子の妊娠で、気をつけるべき点を教えて。

双子の妊娠と分娩には、多胎ならではの注意点があります。双子を妊娠したけれど、病院やサポートについて情報が得られず不安で、外出も控えているママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

双子を妊娠中のママからの相談:「気をつけるべきことや相談所について教えてださい」

双子を妊娠中です。周りに双子を出産した人もおらず、なかなか情報が入ってこないので不安で仕方ありません。また、双子を受け入れてくれる病院も少ないと聞きます。外出時に何かがあったとき、周辺に対応できる病院がなかったらと思うと怖くて出掛けるのもはばかられます。双子の出産で気をつけたほうがいいことや、サポートセンター、相談所があれば教えてください。(30代、女性)

双子の出産は、NICUのある病院が安心です。

双子の出産は、通常の分娩と比べて様々なリスクが伴います。不測の事態にも対処できるNICU(新生児特定集中治療室)などの施設が整った病院での分娩を検討するようアドバイスがありました。

双子妊娠は、ハイリスク妊娠とされているため、NICUのある総合病院や大学病院といった、設備の整った病院がおすすめです。また、双子妊娠では早産のリスクが高いので、NICUが備わった病院ですと出産前後の不測の事態にも安心です。(外科看護師)
双子の出産では、一人目を分娩したあとに陣痛が弱くなったり、お母さんが体力を消耗してうまく力めなかったり、どちらかが逆子だったり、赤ちゃん同士の手足がからんでひっかかったり、分娩後の出血量が一人の出産より多いなど、自然分娩にはリスクを伴います。そのため、母子両方の安全を考えて帝王切開を勧めるところが多いです。(産科・婦人科看護師)
双子の出産の場合、赤ちゃんにトラブルがあったときにすぐ対応できるNICUのある病院が安心できるでしょう。不安ばかり考えてもよい答えはみつかりませんから、分娩については主治医とよく相談してください。(産科・婦人科看護師)

通常の妊娠より、貧血などの不調に気をつけて。

双子の妊娠中でも、医師の制限がなければ普段通りの生活を送れますが、通常の妊娠以上に貧血などの不調に注意が必要となります。また、助産師に相談できる地域のサポートセンターなどについても教えてくれました。

妊娠中は、医師から制限されなければ普段通りの生活で問題ありません。地域の自治体の児童福祉課でファミリーサポートセンターがあるでしょうし、助産師による多胎児サポートネットワークでは電話相談もおこなっているようなので、ウェブサイトを検索してみてください。(産科・婦人科看護師)
双子の妊娠で気をつける事は妊娠高血圧症、貧血、早産です。これはどの妊娠でも起こりうる事ですが、さらに注意が必要です。妊婦健診は妊娠初期の段階から2週間に1回になり、異常を発見しやすくしていますが、重いつわりや貧血などの症状がある場合には、我慢せず主治医に相談しましょう。地域の子育て支援センターには、助産師もいますので様々な相談や交流先をアドバイスしてくれるでしょう。(外科看護師)

双子の場合、不測の事態にも対処できるNICUなどの施設が整った病院などでの出産を検討すると良いようです。日常生活は制限がなければ普段と同じで問題ありませんが、通常の妊娠以上に貧血などの体調不良に気を付けましょう。


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