指しゃぶり

2015/04/04

指しゃぶりは無理にでもやめさせたほうが良い?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

指しゃぶりは無理にでもやめさせたほうが良い?

子供の指しゃぶりの原因は、安心したいという精神的なものから、歯茎がかゆいという物理的なものまで様々です。指しゃぶりの影響で子どもの指が腫れてしまい、やめさせるべきか悩むママに看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「指しゃぶりが原因で腫れました、無理にでもやめさせるべきでしょうか?」

1歳4カ月の子供に、寝る前に中指と薬指を一緒にくわえて指しゃぶりをする癖があります。中指には大きな吸いだこができ、先日、赤く腫れてくわえると痛くて、泣いて眠れなくなりました。消毒と絆創膏の処置で治まりましたが、今後もまた膿んで腫れることがあると思います。何度かやめさせようと試みましたが失敗しました。無理にでもやめさせたほうが良いのでしょうか。(30代、女性)

指しゃぶりは自然に治りますが、今回は対処が必要でしょう。

安心したい、歯茎がかゆいなど、指しゃぶりの原因は様々で、発達の過程の一つのため神経質になる必要はありません。自然に治りますが、今回は赤く腫れるなどの症状が出る場合は対策が必要なようです。

指しゃぶりをする原因はさまざまです。お母さんのおっぱいを思い出し安心するため、ストレスや寂しさをまぎらわせるため、お母さんの気を引きたいため、乳歯が生えそろうまでに歯茎がむずがゆいため、などがあります。(産科・婦人科看護師)
指しゃぶりは自然に治ることがほとんどですから、無理に止めさせようとするのは良くありませんし、逆効果のこともあります。(産科・婦人科看護師)
1歳4カ月頃ですと、日中の指しゃぶりは次第に減少していきます。眠たいときや退屈なときにする場合は発達の過程としてとらえ、あまり神経質にならないように指導しています。ただ、ご相談のケースでは吸いだこからばい菌が入るほど、という事なので対策が必要だと考えます。(外科看護師)

子どもとのコミュニケーションを大切に。

指しゃぶりの解消には、そのときの状況や子どもの要求などを考え、理解し、コミュニケーションをとることが大切です。マニキュアや指人形などを使った方法もアドバイスしてくれました。

長期にわたって指しゃぶりをしていると、顎の形や歯並びが悪くなったり、指が変形したり、爪が陥没することもありますので、お子さんとの関わり方に工夫が必要です。指しゃぶり防止のマニキュアもありますが、とても苦い味らしいのでお子さんには苦痛になるかもしれません。指しゃぶりをしている時、どんな状況が多いかよく考え、お子さんが何を要求しているのか、できる範囲で気持ちを理解してあげてください。お母さんとお話ししたり、コニュミケーションが一番と考えます。(産科・婦人科看護師)
指しゃぶりをしていない時に褒めてあげることも大切です。子供は褒められると、また褒められるよう努力します。指しゃぶりがよくないことを、わかる範囲で教えてあげましょう。遅くても4歳くらいまでに治ると言われています。ゆっくり関わってください。(産科・婦人科看護師)
可愛らしい指人形や手袋をつけたり、指サックでガードする事も一つの方法です。(外科看護師)

指しゃぶりは自然に治りますが、なにか弊害が出ている場合は対処が必要です。指しゃぶりの解消のためには、指しゃぶりをしているときに子供が要求しているものを理解し、コミュニケーションをとることが大切です。


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