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2017/05/05

何度でも再発することがある子どもの膀胱炎

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何度でも再発することがある子どもの膀胱炎

おしっこを我慢して細菌が膀胱内に存在している時間が長くなると、膀胱炎になってしまいます。膀胱炎は、大腸菌などの細菌が尿道から侵入し、膀胱に達して炎症を起こす病気です。今回は、子どもでも発症することがある膀胱炎の症状と原因について解説します。

子どもの膀胱炎

2歳までは発症頻度に男女差はありませんが、2歳以降は女性に多くみられます。これは、男性よりも女性の方が尿道が短く、肛門と性器の距離が近いためです。
膀胱が細菌により刺激されると、排尿中枢も刺激され、頻繁に尿意を催すようになります。また、排尿時痛や高熱が現れることがあります。2~3歳以上の子どもであれば排尿時痛を訴えることができますが、それ以下の年齢ではうまく伝えられないので、排尿時に不快な顔をしていないか確認しましょう。

頻尿は精神的な問題でも起こることがあります。尿検査で白血球が尿に含まれているかどうかを調べることで、膀胱炎の有無を確認できます。判断が難しい場合は、病院を受診しましょう。

膀胱炎の治療

尿検査や尿の培養検査で白血球の増加や多少の出血が確認された場合は、膀胱炎の可能性が高いです。治療には、原因となる細菌に効果がある抗生剤の投薬を適用します。薬が効かない耐性菌の場合は、薬の変更を検討します。

膀胱炎を起こさない生活を

膀胱炎は、尿道口から細菌が侵入すると何度でも再発する可能性があります。お尻は前から後ろに向かって拭きましょう。逆向きに拭いてしまうと、大腸菌が付着したトイレットペーパーが性器に触れ、膀胱炎になる恐れがあります。また、おむつを替える度にシャワーで優しく性器を洗い流すのも効果的です。シャワーで洗い流せない場合は、便が外陰部に付着していないかよく確認しましょう。

膀胱内に細菌が侵入しても、頻繁にトイレに行くことで膀胱炎の発症を防ぐことができます。最低1日6回を目安に、トイレに行くよう促しましょう。


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