おりもの

2017/04/22

子宮頚管粘液が少ないと、おりものも少ないの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

子宮頚管粘液が少ないと、おりものも少ないの?

おりものは、身体の状態を知るバロメータの一つです。不妊症の検査で子宮頚管粘液の少なさを指摘された女性から、おりものの量と子宮頚管粘液の量の関係について質問がありました。専門家達は、どのように答えているでしょうか。

妊活中の30代女性からの相談:「おりものの量と、子宮頚管粘液の量は関係ありますか」

不妊症の検査のために行った婦人科で、頸管粘液が非常に少ないと言われました。言われてみると私は昔からおりものが少なく、おりものシートはほとんど使ったことがありません。頸管粘液が少ない人は、おりものも少ないのでしょうか?また、おりものがほとんど無いのは異常ですか?おりものの量についてなどの話題は女友達との間でも話すことがなく、誰にも聞くことが出来ずに困っています。(30代・女性)

おりものとは、女性器からの分泌物

厳密には違いますが、不妊に関する用語として使う場合、子宮頚管粘液をおりものと表現することもあるようです。

おりものは、女性の性器(卵管・子宮体部・子宮頸管・膣など)から出る分泌物のことです。子宮頚管から分泌物される子宮頚管粘液は、その一部に含まれますが一般的には区別されます。しかし、妊娠や不妊に関わる用語として分かりやすく頚管粘液のことを「おりもの」と呼ぶことが多いです。子宮頚管粘液が少ないと、女性性器からの分泌物を指す「おりもの」も必然的に少なくなると考えていいでしょう。(看護師)
おりものの量が少ないから何かの病気というわけではないので、安心してください。おりものの量は個人差があるので、多い人もいれば少ない人もいます。(看護師)

ホルモンバランスが乱れている可能性も

子宮頚管の役割と、生理周期に伴う変化について教えてくれました。

子宮頚管粘液は、排卵日前は酸性を保ち雑菌の侵入を防ぎます。排卵日が近づくとアルカリ性に傾き、酸性に弱い精子を受け入れる準備をします。子宮頚管粘液は、精子を受け入れるのに大変重要な役割をしますので、分泌量が少ないことで不妊になる可能性はあります。(看護師)

子宮頚管粘液の分泌量は、ホルモンバランスの乱れ等に影響されるようです。生活習慣上で注意するポイントについて、アドバイスがありました。

子宮頚管粘液の分泌低下は、女性ホルモンのバランスの乱れ・感染症・排卵誘発剤の副作用などが原因となり起こると言われています。ストレスを溜め過ぎていないか、食生活は乱れていないかなど生活習慣を振り返りましょう。大豆製品を摂取することで、分泌の増加が期待出来るとも言われています。改善しない場合は専門医のもと適切な処置が必要となりますので、病院を受診することをお勧めします。(看護師)
子宮頚管粘液が少ないのは、ホルモンバランスの影響が考えられます。普段の生理は、ズレていませんか?ホルモンバランスが乱れると分泌される粘液量が少なくなりますし、粘液が少ないと様々な要因が関連して妊娠しづらくなります。バランスを意識した食事を摂る・ストレスを溜めない・身体を冷やさないことは、ホルモンバランスを整え結果的に子宮経管粘液の量に関係してきます。出来る範囲で改善に取り組みましょう。(看護師)

子宮頚管粘液は、女性ホルモンの乱れなどがあると分泌量が少なくなるようです。分泌量が少ないと不妊になる可能性もあるので、正常に分泌されるよう生活習慣を見直すことが勧められています。


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