こむら返り

2015/04/06

妊娠中のこむら返り。原因と対処法は?

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妊娠中のこむら返り。原因と対処法は?

疲れていたりすると起こりやすいと言われるこむら返りですが、妊娠中だとよりおこりやすくなるのでしょうか。毎日のようにこむら返りになるという妊婦さんに、看護師さんたちのアドバイスとは。

妊婦さんからの相談:「毎日こむら返りが起こるのは、妊娠中だから?」

妊娠後期に入ってからほぼ毎日就寝中にこむら返りが起こり、朝起きるとふくらはぎが筋肉痛のように痛みます。冷えないように靴下の重ね履きやストレッチをしても、あまり効果はありません。妊娠中はこむら返りが起きやすいと聞きますが、毎日起きるのは妊娠中だからなのか、それとも他に病気などが考えられるのでしょうか。(20代・女性)

冷えに注意し血行促進

身体が冷えたり下半身の血流が悪いと、こむら返りが起こりやすいようです。湯船によく浸かり、足のマッサージなどで血流をよくしましょう。

こむら返りは特に妊娠中期頃からよく見られ、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて体重が増え足の筋肉に負担がかかることや、大きくなったお腹が下半身を圧迫し、下半身の血流が悪くなることが原因と考えられます。(内科看護師)
体温の低下に加え気温が下がる朝方に起こりやすいため、冷えや血行障害がこむら返りの原因の1つと考えられます。湯船にゆっくり浸かり、寝る前に足のマッサージをして血行をよくし、むくみ防止の靴下を履き足が冷えないうちに休みましょう。(産科看護師)
足がつった時は、足をまっすぐ延ばし親指を自分の方にひっぱるとよいですが、大きなお腹では難しいので、上半身を起こして壁に足の裏を押し付け足をつっぱった状態を数秒キープします。足のつりが治まったら、ふくらはぎのマッサージをしてお休みください。(産科看護師)

ミネラルを積極的に摂ろう

カルシウムやミネラル不足も、こむら返りの原因となります。また頻繁にこむら返りが起こるのは、病気が隠れていることもあると看護師さんは説明しています。

電解質のバランスが崩れると起こりやすいので、カルシウムやミネラルの多い海藻類や牛乳などを摂りましょう。(産科看護師)
直接的な原因はお腹が大きくなることによる血行障害のようですが、間接的には筋肉疲労、カルシウム・マグネシウム不足、冷えが関係していると言われています。カルシウムやマグネシウムは筋肉や神経の働きにとって重要な役割があるので、ひじきや昆布などの海藻類を意識的に摂りましょう。サプリを摂取の際は必ず医師に相談してください。(内科看護師)
頻繁に足がつる場合は病気が引き金となっていることもあります。こむら返りの他にも、手足のしびれや歩行障害、腰痛などの症状や、むくみ、片方の手足の麻痺や言葉のもつれなどがある場合は医師に相談してください。(内科看護師)

下半身の血流をよくし、ミネラルを多く含む海藻類を積極的に食べるとよいようです。妊娠中は血行不良でこむら返りが起きやすいようですが、今後も頻繁に続くようなら一度病院で相談してみてはいかがでしょうか。


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