おへそ

2015/04/09

赤ちゃんのおへそがピンポン玉の大きさに…でべそ?病気?

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赤ちゃんのおへそがピンポン玉の大きさに…でべそ?病気?

生まれてまもない赤ちゃんのおへそがたまにとても大きくなっていることがあります。これは何かの病気でしょうか。看護師のみなさんに聞いてみました。

ママからの相談:「おへそが出過ぎている気がします」

2か月の娘がでべそになっていますが、お腹にピンポン玉が乗っている感じで、病気ではないかと不安です。生後1か月の健診時には問題ないと言われましたが、更に出てきており、もう一度診てもらうべきか迷っています。(20代・女性)

珍しくない赤ちゃんのでべそ。1歳までに約9割が治る。

赤ちゃんのでべそは気になるものですが、そのほとんどが成長とともに改善するようです。

赤ちゃんのでべそは臍(さい)ヘルニアといいます。腹筋と腹筋の間に臍輪という穴が空いていて、へその緒を切った後、臍輪が小さくなり、通常はおへそが凹んでいきます。臍輪が小さくならず、腹圧がかかった時に腸が飛び出すと”でべそ”になります。泣いた時などに3~5cmになる子もいます。(産科・婦人科看護師)
でべそは5~10人に1人の割合です。皮膚だけが出ている臍突出症(へそとっしゅつしょう)と、腸が飛び出している臍ヘルニアとの2種類があり、ほとんどが臍ヘルニアです。大きさには個人差があり、排便時や泣いている時にお腹に力が入ると膨れたり、常時出ている子もいます。(消化器科看護師)
生後4ヶ月くらいまでは腹圧がかかるとパンパンに膨らみますが、破裂することはありません。 柔らかい状態だと、ぐじゅぐじゅした感触で簡単にお腹に戻せますが、腹圧がかかると再び突出します。(産科・婦人科看護師)
腹筋が発達すると次第に小さくなり、1歳までには80~90%が治癒するといわれます。(産科・婦人科看護師)
寝返りやハイハイなどを覚えると腹筋も強くなります。1歳までには約9割がおさまっていくため、それまでは様子を見る形になります。1歳を過ぎたら今後どうするか病院で相談しましょう。(消化器科看護師)

寝返りできるようになったらおへそのケアを。改善が見られない場合は手術も。

赤ちゃんが動けるようになったら皮膚トラブルがないかチェックしましょう。改善が見られない場合は手術をすることもあります。

寝返りやハイハイをするようになると、オムツでこすれて傷つけることもあるので、肌に優しい医療用のテープなどで保護しましょう。。(産科・婦人科看護師)
飛び出た部分の皮膚は弾力もあり、切れることは少ないですが、赤ちゃんの皮膚は弱いので皮膚トラブルがみられたら受診しましょう。体調がよいようなら次回の3ヶ月健診の時に相談しましょう。(消化器科看護師)
1歳を過ぎても改善されない場合は手術で小さくできますが、小学校入学前まで様子をみる場合もあります。手術の時期は主治医と相談しましょう。手術には保険が適応されます。全身麻酔で行われますが、異常がなければ2~3日の入院ですみます。費用は病院により異なるため、事前に問い合わせましょう。(産科・婦人科看護師)

ほとんどが成長とともに改善されますが、手術で小さくすることもできるようです。様子を見守り、場合によっては病院に相談しましょう。


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