アトピー性皮膚炎

子どもの肌にステロイド剤。長期使用で身体に害は無い?

子どもがアトピー性皮膚炎だが、ステロイド剤を繰り返し使って大丈夫かとの相談に専門家はどのように回答しているでしょうか。

2歳児のママからの相談:「アトピーでステロイド剤を使用。まだ2歳だが身体への影響は?」

2歳になる息子は、離乳食を始めた頃から身体や顔に湿疹が出る様になりました。病院でアトピーと診断され、ステロイド剤の塗り薬を処方してもらいました。薬を塗ると症状が改善しますが、使用を停止するとまた湿疹が出るという繰り返しです。ステロイド剤の長期使用は良くないと聞きますが、症状が繰り返し出るので使用停止が難しい状態です。まだ年齢の低い子どもにステロイド剤を長期使用しても、身体に害は無いのでしょうか。(30代・女性)

ステロイド剤で心配される副作用とは?

ステロイド剤を長期に渡り使用すると、皮膚が薄くなり血管が浮いた様に見えるなど副作用が現れることもあります。

ステロイド軟膏の副作用として、皮膚が薄くなったり血管が浮き上がることがあります。自己判断で使用方法を変更することは、副作用を助長することもありますので医師の指示通りに使用することが大切です。(産科看護師)
小児においては、塗り薬であってもステロイド剤の使用法によっては全身に副作用が起こることがあります。皮膚における副作用としては、皮膚が薄くなって細菌感染を引き起こしやすくなったり毛細血管が浮き出て見えるようになります。長期間使用している場合は、薬の効果が現在の皮膚の状態に合っているか定期的に医療機関を受診して診てもらって下さい。(内科看護師)

年齢や症状に合ったステロイド剤を処方してもらうこと

ステロイド剤は作用が弱いものから強いものまで様々ですが、年齢や症状に合った薬が処方されます。ステロイド剤が不安な場合は、医師に相談してみましょう。

アトピー性皮膚炎の治療には、ステロイド剤の使用が一般的です。年齢や症状・皮膚の状態に合わせて処方されます。効果の強いものから弱いものまであるので、かかりつけ医の指示に従い塗布します。ステロイド剤を使用するのが心配な時は、別の治療法が無いか医師と相談しながら治療を進めて下さい。(内科看護師)
ステロイドは、元々人の体内にあるホルモンですし小さいお子さんには濃度の薄いものを使用します。アトピーの治療法は様々で、どの治療がお子さんの病状に合うかは分かりません。現在のアトピー治療は、ステロイド剤以外の塗り薬を使うこともあります。(産科看護師)
症状が治まれば、一旦中止して様子を見ます。しばらくはこの繰り返しになりますが、症状が酷い時は薬を使うことになります。(産科看護師)

ステロイド剤を使用する際は、医師の指示のもと正しく使用しましょう。どうしても心配な場合は、ステロイド剤を使わない治療法を医師に相談してみて下さい。


2017/04/27

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